2014/05/15

カメラを始めたい人に

知り合いが突然カメラが欲しいと言い出しました。
一体何を買えばいいのかと。

これはなかなか難しい質問。
まずは何を買えばいいじゃなく何を撮りたいかが重要なのだがカメラ使ったことのない人にそんなこと聞くのも酷ってもので。
まぁ、最初に買うものなんて自分が気に入ったものがいいと思うんですけどね。


とにかくカメラを買う場合はどんなカメラを買うかを1つずつ絞っていったらいいと思います。
まずカメラの種類としてパッと分けれるのは

・コンパクトデジカメ
・ミラーレス一眼
・一眼レフ


の3種でしょうか。
それぞれ↓に行くほど大きく、写りもよくなっていきます。
あくまでも一般論ですけどね。


で、友だちは小さめで持ち歩くのがいいらしいので結局「ミラーレス」を買うことにしたらしいです。
ミラーレスはいいですね。
ボディは比較的コンパクトでカバンにもサッと入れれますし、写りも良くレンズ交換の楽しみがありますし。
初めてスマホやコンデジではない本格的なカメラを買いたいって人にはオススメのカメラですね。



ミラーレスといえば私的には
・ソニー 
・オリンパス
・富士フィルム
がオススメです。


もちろん、キヤノン、ニコン、ペンタックス、パナソニックなどのカメラメーカーもそれぞれミラーレスを出していますが、レンズラインナップや性能やコスパを見ると上の3社が秀でていると思います。
それぞれの会社のミラーレスの特徴を見てみますと、


ソニー

ソニーは元々カメラを作っていませんでしたが、コニカミノルタのカメラ部門を買収しαシリーズのデジタル一眼レフカメラを作って来ました。
そして独自の機構を取り入れ一眼レフからハーフミラータイプのカメラを作り、またミラーレスとしては早期からコンパクトかつ高画質のNEXシリーズを展開して来ました。
NEX(エヌイーエックス)シリーズはAPS-Cという大型素子をコンパクトなボディに詰め込み、小型軽量でハイクオリティな写真を撮れることで定評があります。
エントリー向けのNEX-3からハイエンド向けのNEX-7やフルサイズの素子を搭載したハイアマチュア向けのα7などがあり、初心者から上級者まで楽しめるラインナップを展開しています。
マウントアダプタを付けることでオールドレンズを使用することができ、フルサイズのα7はオールドレンズを楽しみたい場合には換算値が変わらないことからある意味多くのオールドレンズファンが待ち望んでいたカメラといえるかもしれません。
また、レンズラインナップにはドイツの名門Carl Zeiss製のレンズもあり写りに拘る人にとってもオススメですね。


オリンパス

オリンパスはフィルムカメラ時代から一眼レフなどを作っており、レンズに関してもズイコー(瑞光)ブランドがあり、デジタル一眼レフカメラなも作ってきたメーカーです。
最近は一眼レフからミラーレスに転換し、デザインが売りのペンシリーズを初め、ハイエンド向けのOM-Dシリーズなどがあります。
オリンパスはデジタルカメラに移行する際、4/3(フォーサーズ)という規格を作りました。
フォーサーズとはちょうどフルサイズの半分のサイズの素子規格で、小型な素子を使うことはボディサイズの小型化や低価格化などのメリットが見込めました。
パナソニックもこの規格で、両者はレンズの共有ができますが他のメーカーは参加しませんでした。
素子サイズとしては小さく、ソニーなどが使用するAPS-Cと比べ高感度などはやや不利なのかなとか思いますが、それでも写りは悪く無いです。
特に最近発売されたOM-Dシリーズはこれからのオリンパスレンズ交換式カメラのフラグシップモデルという位置づけで、ボディ内5軸手ぶれ補正や防滴防塵、大型EVF搭載などフラグシップと呼ぶにふさわしい機能が盛り込まれています。


富士フィルム

富士フィルムはデジタル一眼レフカメラから一応レンズ交換式カメラを作ってましたが、その時はニコンのボディを使うなどオリジナルとは言いがたいものでした。
そして満を持して発売された富士フィルム製ミラーレスカメラX-PROはそのレトロなボディデザインに富士フィルム製レンズ”フジノン”を装着したハイエンド向けカメラです。
素子はAPS-Cを使用し、ハイブリットマルチビューファインダーを搭載、操作性や写りにとことんこだわったミラーレス一眼です。
現在は一眼レフ風のX-T1も発売。
世界最大のファインダー倍率をほこり、一眼レフのファインダーより広いファインダーは圧巻です。
また防塵防滴仕様で雨の日なども安心。
これまで防塵防滴仕様のレンズ交換式はPENTAXやオリンパスが筆頭でしたが、今後は富士フィルムのカメラも候補に上がってくるでしょうね。


というわけで私がオススメ3社のイメージはこんな感じ。
どれも昔からカメラを作ってきたノウハウがあり、レンズにもこだわってるメーカーです。
ならキヤノンやニコンはどうなんだって話ですが、一眼レフは世界最高峰なのですがミラーレスについてはまだまだ他の会社の後を追っている状態だと思います。
元々PENTAXを含め一眼レフ企業はそのシェアが食われないようにミラーレスに参入するのは控えめだったんですね。
ですから、初期からミラーレスを作ってきたソニーやオリンパスにはどうしても見劣りするんですよね。
富士フィルムはまだ後発の参入ですが、同社にレンズ交換式のカメラはない状態でしたので相当力を入れて作りこんできました。
カメラ好きが選びたいカメラ作りをしていると思います。

とはいってもコレはあくまでも私の主観的な考えで。
本当にカメラを買うときは自分が気に入ったものを買うのが一番です。
使ってて楽しいなら写りなんて二の次だと思いますしね。

というわけで絶対店頭で触ってから買うようにしてください。
友人も早速家電屋にいって触ってくるといってました。
さてさて、彼は一体どんなカメラを買うのか今から私も楽しみです。



ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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