2014/05/11

ちょっと異彩を放つインドカレー店 ~インド・ネパール料理 ダウラギリ~

前から気になっている店があった。
そこは前からよく通る道で昔から和食の店だった。
いつもそばを通るとうどんの形をした看板から湯気が漂っており、入ったことはないが目に付く店では合った。

つい最近そのみせのそばを通りかかるとなんと「インド・ネパール料理」の店に変わっているではないか?!
あれだけ長かった和食ないしうどんの店もとうとう潰れ新しい店が入ったのかぁと思いつつ、その新しい「インド・ネパール料理」の店が気になっていた。

前に市内でモーニングがあるカレー屋があることを何かの雑誌かチラシで見たのだが、聞いたことがなかったがもしかしたらこの店かもしれない。
そして興味がどんどん湧いて、行って見ることにしたのである。


店舗の下が駐車場であることは前から知っていたが意外と狭い。
4台くらいで満車である。
すぐ前の青空駐車場も使用していいのだろうか?



店の名前は「インド・ネパール料理 ダウラギリ
どう考えても前の和食の店の看板だけ変えた感じ。
上の傘にインド・ネパール料理の文字が何やらアンバランスさを醸し出してる。



店構えも全く変わってない。
インドっぽさを出そうとかそういうのは感じない。
コスト削減のためだろうか。



メニューはごく普通だ。
テイクアウトもできるみたい。
セットで880円~。
値段的には悪くない。


早速入ってみるか。
店内も全く改装なし。
和のテイストだ。
そして座敷に案内される。


店は宴会OKの作りらしく、入って厨房前にカウンター席があり、向かって座敷が4つくらい。
また、奥に宴会用の個室もいくつかあるみたいな感じだった。




もちろん座敷も前のままだろう。
和風な部屋で印度料理を食べる。
ある意味他の店ではなかなかできない体験である。



向こう側とドアで隔てられるので複数できて落ち着いて食べるのにはいいかもしれない。
もちろん、テーブルは掘りごたつ式で足の悪い人にも優しい。




メニューを見るがなるほど。
確かに7時~10時まではモーニングがあるらしい。
カレー1杯500円とか各種料理。

また何故かサンドイッチなどある。



どんな店作りにしたいのか、全く読めない。
ネタになって逆に美味しい。



とりあえず私たちは多くの料理を楽しみたいのでBセットを注文。

・チキンカレー&本日のカレー
・チキンティッカ
・スープ
・サラダ
・ドリンク
・ナン
・ライス


のセットで1,050円。
ちなみにナンとライスは食べ放題だ。


別に食べ放題でなくていいので、ライスをサフランライスにして欲しかったが、コスパは悪くない。
ちなみに辛さは私は最大の5辛にした。


注文してしばらくするとまずはサラダとスープが登場。
個人的に全部の料理を写真に収めたいので他の料理を待つ。


ただ、勿体無いのでスープの味は温かいうちにみておく。
スパイスの聞いたチキンスープといった感じ。


サラダの量も良い感じ。
ただ、このうえにかかっているドレッシングは甘すぎだと思う。
インド料理は結構甘めの野菜ドレッシングをかけるがこれは甘さしか感じないレベル。
う~む、もうちょっと酸味とかをですねぇ・・・。




そして他の料理も登場!!
う~ん、ボリューミー。
量は申し分ない。


本日のカレー。
今日は豆カレーである。


そしてチキンカレー。
やっぱ2種のカレーがついてくるのは嬉しい。
味を比べられるし、カレーの量を気にせずごはんとナンを食べれる。


チキンティッカは骨がなくて食べやすい。
下に野菜が敷いてあるのもいい。


というわけで料理を紹介した所で味のほうの感想を言っていこう。
まずカレーであるが特に突出したものはない。
可もなく不可もなくと言った感じ。


チキンティッカはちょっと味付けが濃すぎかなと思ったが、味そのものは悪くなかった。
ナンは柔らかめ、ご飯も硬すぎずベショベショでもなく普通に食べれる。


ただ、個人的にまずインドカレーを食べるときは行きつけの西北のカレー屋が基準にあり、どうしてもそれと比べてしまうので・・・。
それと比べたら同じ1000円払うなら向こうに行くなといった感じ。


別にナンやライスの食べ放題に魅力は感じないし、他の料理も平凡。
サラダに関しては好みじゃないし。


店も前の和食屋の使い回しで店員の練度もまだまだ甘さが目立つ。
何かここにしかない味があればリピートしてみたくなるが、もうこれで十分といった感じ。


ただ、来なければいつまでもモヤモヤしたままだったので来てよかったとは思う。


最後にドリンクのチャイをいただきながらそんな感想を連れと話した。
あとこのチャイも個人的にはこんなコップでなく、ガラス製のグラスに熱いから持ちやすいように金属の持ち手がついてあるあのチャイを飲むためのグラスで飲みたかったなという印象。


京都の豆腐屋でも書いたかもしれないが、物を食べるときの環境というのは大切なもので、それが器やコップ一つに関しても色々影響してくるのである。
細かいことほどちゃんとしてあると例えそれが無意識でも、良かったなと思える。
ただ、気になるとこがポロポロ出てきてしまうと例え料理が上手くてもちょっと残念だねとなる。


接客や手際は練度だが、盛り付けや店作りはセンスだと思うから、そこがダメだと個人的にはあまりリピートする気にはなれない。
接客とかは時間が経てばどんどんマシになっていく部分もあるしね。


ここも駅前のビルとかの省スペースにインドっぽい雰囲気を醸しだした店作りをすればもうちょっと人が来るんじゃないかと思ったり。
ちなみに土曜の12時でも客は私達ともう1組くらいしかいませんでした。


というわけで、今日は街で見つけた不思議なカレー屋の紹介でした。
ではでは。



ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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