ワイヤレスヘッドホンが欲しい!

5月 02, 2014

前からずっと思っていたことなのだが、ワイヤレスヘッドホンが欲しかった。
確かあれは大学生時代だったろうか。
冬場にケチって暖房も付けずにコタツだけで過ごしていたときのことだ。
PCのディスプレイをコタツの上に置き、ワイヤレスマウスとキーボードを使ってPCを楽しむというなんとも不精なことをしていた。

そんなとき、ヘッドホンもワイヤレスで使えたらどれだけいいかと思ったものだ。
また、ちょっと気温が上がってくる季節。
窓を開ければまだ涼しい風が入ってきて、それだけで過ごせる季節に夜中に大音量で音楽とかはかけれない。
しかし、イヤホンやヘッドホンを使おうとしてもコードが煩わしい。
そんなときワイヤレスヘッドホンが欲しいと思っていた。


そんな思いを何年も寝かし続け、そろそろ技術も上がってきた頃だろうということでワイヤレスヘッドホンを買おうと思ったのだ。


ちなみにワイヤレスヘッドホンにも色々種類がある。
本来私が目をつけていたワイヤレスヘッドホンはこういうのだ。




充電と送信機が一体化されたユニットが付属し、そこから2.4GHzのデジタル電波を飛ばしてヘッドホンを鳴らすというもの。
これで煩わしいコードともおさらばだ!

と思っていたのだが、こいつもこいつで色々めんどくさいことがあって。
まずはこの無線を飛ばす送信機の存在だ。

これを音楽再生機器と繋がないといけないのだが、ただでさえPC周りはゴチャゴチャしてるのにこんなものを置いたらまたゴチャゴチャ感が増す。
また、今の状態でもマウスやキーボードで2.4GHzのワイヤレスを使用してるのにコレ以上ワイヤレス機器を増やして混線とかしないだろうかという心配だ。

実際、使ってるキーボードやマウスは送信機が悪いのか、なにか遮蔽物があればすぐ効かなくなったりしてたりであまり2.4GHzのワイヤレス機器は信用していないのだ。


もちろん、ちゃんとしたものを買えばそんな心配もないだろうと思うのだが、送信機がある事自体めんどくさく、充電式のヘッドホンの運用もちょっと面倒だなというのが本音だった。


そこで私が目につけたのがBluetooth式のワイヤレスヘッドホンだ。
Bluetoothといえば最近流行りのワイヤレスの方式で今時のiPhoneなどのスマホやノートPCなどには必ずと言っていいほど標準搭載されている。

なのでBluetoothのワイヤレスヘッドホンを使えば、逐一機器に送信機を取り付ける必要もなく簡単にペアリングして使いまわせるというわけだ。


これは結構嬉しい仕様。
ただしBluetoothならではのデメリットもあり、通常の無線方式のヘッドホンよりは音質が悪く、通信距離も短い。
また、タイムラグがあるらしく動画などには向かない。
そして無線LANと干渉する場合があるのだ。


まぁ、これらのデメリットを考慮しても使い勝手で見ればBluetooth式の方が上だと私個人としては思うし、何よりBluetooth式のワイヤレスヘッドホンはコードを繋げることで有線式として使用出来るものが多いのだ。
ワイヤレスとして使えば無線式に劣るが、バッテリーが無くなった時やより高音質で使用したいときには有線式で使うという選択肢がBluetooth式のワイヤレスヘッドホンにはある。


なので今回はBluetooth式のワイヤレスヘッドホンに焦点を絞り、どの機種がいいか探して見ることにした。
価格コムやネットで情報を集めるうちに幾つか候補があがったが、それがこちらの3機種。




SONY MDR-1RBTMK2


ワンタッチ接続(NFC)に対応したソニーのBluetoothヘッドホン。
ハンズフリー通話も可能。
8台までのマルチペアリングが可能で、それぞれ別の機器を接続しておけるマルチポイントにも対応している。
ハイレゾリューションオーディオ対応ドライバーユニット採用し、フルデジタルアンプS-Master搭載 クリアで迫力あるサウンドを実現。
値段約3万円。








AKG K845BT



同社の密閉型ヘッドホン「K545」をベースに、Bluetooth対応としたモデル。
NFCにも対応しており、ハンズフリー通話も可能。
本体の充電がなくなっても、ケーブルを繋ぐことで有線式としても使用出来る。
値段約28,000円。




Ultimate Ears  UE9000

Ultimate Earsが販売するUEシリーズのヘッドホンの中でも最上位機種。
Bluetoothによるワイヤレス接続にノイズキャンセリング機能が付いている。
同社で最高級のチューニングを施したダイナミック型ドライバー搭載。
値段約30,000円。


ぱっと見の外見とか性能とか。
あとはメーカーとか値段とか。
そんな感じで選んだ3台。
どれも機能的には申し分ないし、値段も高いのは高いけどどうせ安物かって満足できないくらいなら最初からいくとこまでいっといたほうがいいという考えだ。



あとはこれらの機種の音が自分に合うかどうか。
それを確かめるため、休日に家電屋に足を運んだのだった。



そして実際に上の3機種を聴き比べた結果、私が一番いいと思ったのが「Ultimate Ears UE9000」だった。
とりあえず、聴いた感想を1つずつ述べていこう。

まずは「SONY MDR-1RBTMK2」から。
まず結論から言うと私はソニーの音作りが好みでない。
Walkmanを初めて買った時からうすうす感じてはいたのだが、今回このヘッドホンで試聴したことでその思いは確固たるものとなった。
ソニーの音は昔から『ドンシャリ』と表現されていた。
ドラムなどの低音がドンドン響き、シンバルなどの高音がシャリシャリうるさいある意味誇張された音だという評価だと思う。
しかし、実際聴いてみるとどうだろうか。
ドラムの低音は何やら曇った感じで「ドンドン」でなく「ズムズム」響き、高音はキンキン響いて煩わしい。
ボーカルの声も後ろへ下がり、声はぼやける。
定価12,000円するイヤホンを買った時も、AシリーズのWalkmanを買った時も、XperiaZを買った時も全く同じ感想だった。
こいつがたまたまダメだったのかな?と思ってたけどそうじゃない。
ソニーは元よりそのような味付けをするのだ。
特にWalkmanにあるClearAudio+モードは「エネルギー感のある重低音、高音の響きを歪みなく鮮明に再現します」とあるが、上の味付けがさらに酷くなり高いイヤホンを買ったのに全く意味が無くなる感じで悲しい。
まるでボーカルの声がボーカロイドのような電子的なものになる。

とはいえ、これはあくまでも私の感想である。
音の聴こえ方なんて結局は各個人で違うし、どの音を良しとするかなどその人の好みだ。
聴き続けた音の慣れもある。
だからこそ、イヤホンやヘッドホンを買うときはよく選んでみて欲しい。
ただ、ソニーのイヤホンやヘッドホンはWalkman風に聴こえるのでWalkmanの音が嫌いな人は買うべきではないということが今回の試聴でもよく分かった。



続いて「AKG K845BT」。
私はすでにAKGのK701というヘッドホンを持っており、そのヘッドホンの音は最高だったのでこのヘッドホンにも期待していた。
見た目は3つの中で一番好みだ。
ちなみにK701はちょっと前に結構流行ったヘッドホンでオープンエアー型のスタジオモニター用のヘッドホンだ。
スタジオモニター用ということで原音の再現性を優先して作られており、透き通るような音が心地良い。
ボーカルの声が大変クリアに聴こえ、後ろの演奏もしっかりしている。
ただし、低音が弱く低音好きの私にとってそこが不満だった。
今回のK845BTは密閉型ヘッドホンで、恐らく開放型のK701よりも全体的に落ち着いたズッシリとした音を鳴らせてくれると思っていた。
が、実際実物を手にして思ったことはちょっとイメージと違う外見と音だった。
まず外見だが、一言で言えば安っぽい。
K701はとても上品な感じだったのだが、これはポータブルモデルとして作ったからか高級感的なものは少し薄い。
装着感もどこか硬い感じで、ふわっと頭に乗り優しく耳を包み込んでくれるような感じで装着できるK701とは大違い。
そして音だが、ソニーのMDR-1RBTMK2ほどではないが、どこかボーカルの声が後ろに下がる。
演奏はしっかり鳴ってくれており、ドラムの低音なども申し分ないとは思うが、そういうところを強調するあまり、中音が甘めなのかなとか思ったり。
もちろん、ボーカルによって音の高さは違うわけでたまたま私が聴いていた曲ではそうだっただけで他の曲では良い感じに鳴るかもしれない。
しかし、自分の好きな曲で一番いい音を出して欲しいのだから、やはりこのヘッドホンも私の好みでなかったわけだ。



そして最後に残ったのは「Ultimate Ears UE9000」。
実はこのヘッドホンを最初に聴いたので、今回の聴き比べのベースにもなったといえる。
まず手にとった時に思ったことはこのヘッドホンは高級感がある。
シルバー部分の処理だとか、装着感だとかそういうところが上の2種とは明らかに違う。
写真のデザインを見ると、円形のパッドでもないしどこか色物っぽい雰囲気に思えたのに、手にとった瞬間これはいい!と思えてしまった。
そして実際に曲を流す。
うん、これはいいです。
ボーカルがしっかり前に出てきており、ドラムの低音もちゃんと鳴ってくれてます。
私が普段使っているイヤホンとかの特徴に似ているんですよね。
高音もちゃんと鳴ってくれて全然耳障りでないですね。
これならいける、そう思える出来でした。
ちなみに横のUE6000、UE4000もついでに聴き比べましたが、やはり値段の差はありましたね。
UE4000はもう聴いた瞬間違うなって分かる感じ。
UE6000とは好みの差でしょうか。
正直なところ、ダイナミックな音として考えるとUE6000の方が上な気がするんですよね。
UE6000に比べるとUE9000の方がどこか大人しい音です。
それにBluetooth機構が付いている分UE9000は重い。
すごく重いです。

ですので、優先でも良いのだったらUE6000を選んでいたかもしれません。
値段もかなり安いですし、今だとロジクールのアウトレットで9,800円で買えます。
コスパはかなりいいですよね。
金が余ってたら多分買っちゃうかもしれません。



というわけで、今回の試聴の結果私が買うべきBluetoothヘッドホンは「Ultimate Ears UE9000」ということになりました。
ちなみにちょっと前ならアウトレットで19,800円で売られていたそうな(悔しい

そんな値段で売られている現実を知ってしまったなら、3万近く金を出して買うのもなんだか馬鹿らしいと思うわけで。
今Amazonの正規品の値段が29,800円、並行輸入品のアウトレットが24,800円です。
ただしアウトレットの方は外箱なしなんだとか。


迷いますね。
まぁ、またロジクールのアウトレットに並ぶ日がくるかもしれませんしちょっとの間は様子見ということにしときましょうか。


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