2015/07/11

北陸長野旅行 2日目 ~牛に引かれて善光寺参り~



「牛に引かれて善光寺参り」という諺がある。
意味は”思いがけず他人に連れられて、ある場所へ出掛けること。また、他人の誘いや思いがけない偶然で、よい方面に導かれることのたとえ。”らしい。
なんでもその昔、長野の善光寺近くに住んでいた不信人で欲深い老婆が、さらしていた布を隣の家の牛が角に引っかけて走り出したのを見て、その牛を追っていくうちに善光寺にたどり着き、それがきっかけで度々善光寺に参詣するようになり、信仰の道に入ったという言い伝えがあるらしいがこういうありそうでないだろ、でももしかしたらと思える諺エピソードは聞いてて面白い。




そんなことはさておき今日は善光寺に来てみた。
一生に一度は善光寺参りという言葉があるとかないとか知らないが、実際来るのは始めてだ。
善光寺なんて長野県県民歌「信濃の国」のフレーズ程度でしか知らない。

松本 伊那 佐久 善光寺  四つの平たいらは肥沃ひよくの地
海こそなけれ 物さわに  万よろず足たらわぬ事ぞなき

この歌詞を見ても分かる通り、善光寺も平野が広がっており昔から発展していたのであろう。




とりあえずこの大きな門の内側の通りのすぐそこのパーキングに車を止め、門を潜りなおして善光寺に向かう。
休日とあってかさすがに人が多い。
老若男女問わずたくさんの参拝客がいる感じだ。




門から善光寺までの通りには多くの店が立ち並んでいる。
時間があれば色んな店の覗き面白いものが無いか探してみていのだが、残念ながら今日は昼に上田市で知り合いと昼食を食べる約束をしていた。
なので写真を撮りつつ、急ぎ足で善光寺へと向かう。




どうやらあの提灯の門をくぐると善光寺らしい。
中の人の密度も段違いだ。




何やら境内では市場が開かれているらしい。




結構敷地は広いみたいでじっくり回っていたら時間が足りなくなりそうなのが残念。





そういえば善光寺は調べてみたら無宗派らしい。
寺なのに無宗派とは面白いものだ。
元々仏教の宗派が別れる前からあったらしく、そのため宗派を問わず宿願が可能な霊場として位置づけられているらしい。
また、寺などは女人禁制の場所が多いが善光寺の特徴として女人救済を積極的に唱えているらしく、それらの理由もあってか「一生に一度は善光寺参り」などと言われるようになったのだろう。
余談だが、「伊勢参りは男の旅、善光寺参りは女の旅」と言われていたそうだが、江戸時代にはお伊勢参りと善光寺参りは二大観光地であり多くの参拝客が訪れていたのだろう。




この大きな山門をくぐれば本堂である。
上から覗いてる人が居たが料金を払えばこの山門にも登れるらしい。




目の前のが本堂らしい。
結構大きく立派な作りだ。




とりあえず私もお賽銭を握りお参りだけは済ます。
中では数に限りはあるがお供えしていたおまんじゅうを配っていた。




タイミングを見計らって私もひとつ手に入れた。
更にお金を払えば中まで参拝できるらしいが私はやめておいた。




本堂の横にある閻魔大王の像などを見ながら本堂を出て奥へ進む。




こちらには何があるのだろうか。
どうも私はこういう場所では人気がない方へと進むくせがあるらしい。




しばし喧騒から離れて緑を楽しむ。
今日は本当にいい天気だ。




こちらは忠霊殿と資料館になるらしい。
本殿の参拝チケットがあるとここも入れるらしいが、先に書いたが私は本殿を中まで参拝してない。
ここも表の賽銭箱でお参りだけしてUターンした。




あとは時間があるかぎり周りをぐるっと回った。




そして11時前には駐車場に向かい上田市まで向かうことにする。




その前に少し腹ごしらえ。
ナスのおやきと




味噌アイスである。
ナスのおやきはなんかボリューム感がなくていまいち。
同じ値段ならいつも買ってる諏訪インターのやつの方がいいなぁ。
味噌アイスは確かに味噌の味がする。
なんとも不思議な感じ。

そんなわけで善光寺参りは終了。
あとは友人が待つ上田市まで行くだけだ。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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