2019/05/18

ホーランエンヤの櫂伝馬踊り その① ~五大地の演舞をとくと見よ~

白黒の衣装が決め手!! 五番船 大海崎地区


いよいよ始まりました!
ホーランエンヤ櫂伝馬踊り!!


まず一番手は”大海崎”。
どうやら5番船の大海崎から逆順で漕いでいくようですね。

そうすれば一番船の”馬潟”が一番神輿船に近いところを走れるというわけです。



大海崎は船団の先頭なので、「先頭船」の旗を前に掲げています。
さすがに各地区を細かく見ていくと何枚アップしても足りないのでサラッとダイジェストでお伝えしていきますね。





初めて生で櫂伝馬踊りを見ましたが、もうキレがヤバイ!!
見ての通り歌舞伎風な出で立ちで踊りをするわけですが、振り付けなども歌舞伎調といいますか。

緩急がしっかりしており、指先までピシッと決めるポーズは心躍りますね。
何百年も練られてきた魅せる踊りです。



女形は後ろで踊りを舞います。
結構ガタイが言い方がやっておりますが。



こんな姿勢を取らなきゃいけなかったりと体力重視なのかもしれません。



向こう側から近寄ってきて橋の前で船の側面から見れます。
川はそこまで波が立ってないとはいえ、不安定な足場でよくもまぁキリッと舞えますね。

船の上などでも練習してるんでしょうか?



女形の人は樽の上に乗り、足を綱で固定したまま舞いますからね。
重心が上に来る分、より船の揺れは感じられるでしょうに。

私だったら酔っちゃうかも・・・。




こんな感じで次から次へと櫂伝馬船がやってきて、撮る方も大変・・・。
今回は動画もいくつかとりましたからね。

さすがにそれは編集する時間ないのでここにはアップできませんが、いい経験になりました。



それでは他の地区もどんどん見ていきましょう!!


ダイナミックな動きが特徴的!! 四番船 福富地区


続いては四番船”福富”です。



こちらの衣装はさっきとはうって変わってかなりカラフル!!
黄色や水色や緑やらとすごく色鮮やかです。



腰の衣装も赤に金刺繍で豪華ですね。
更になんと行っても腰に巻いた大きな綱!!

踊りはその衣装に負けずかなりおお振りな振り付けが多いです。



ビシッと剣櫂(けんがい)を構え、



グルっと大きく回って、



頭の上で決めポーズ!!



また、手のひらを中に構え、ここから更に首をクッと曲げる歌舞伎独特の動き!!
これがもうほんとカッコいい!!

また、なにげに後ろでドシッと構えてる役の人も雰囲気ありますよねぇ。
舳先の人なんて全然動かないから最初は人形かと思ってました・・・。

櫂を漕いでる人、掛け声をしてる人、全ての人達の努力あってのこの姿。
ほんと魅せられます。



また、艫(とも)では鮮やかな水色の衣装を纏った女形の人がこれもまた、大きな振り付けで踊ります。



こちらもやはり樽の上での踊りです。
滑らないよう足先は固定しているようですが、一歩間違えば水の中ですもんねぇ。



こんな感じに大きく体を反らすポーズなんかもあります。
美しいですねぇ。


大きくのぞける振り付けが特徴!! 三番船 大井地区


緑のハッピでかなり目立つのは”大井”地区。



水色基調と赤基調の服装に身を包んだ演者が特徴。




振り付けは先程の福富のような大きい振り付け。



と、ここで演者の交代が!!
交代するときはまず先頭に向かって一礼。



そして後ろの方と剣櫂を交換し、



位置を変わって、



配置に付けば、



次の演舞する場所までしばらく休憩。
この待ってる間でも気は抜けません。

ピシッと背筋を伸ばして待ちます。



また、大井の踊りの特徴は、腰を下げ剣櫂をビシッと前に突き出したこのポーズ!!



女形の人はピンクの衣装でとても華やか。



大井はどことなく華のある櫂伝馬船ですね。



細やかな動きで魅せてくれます。

細かな振り付けが特徴的!! 二番船 矢田地区


残すところあと二地区になりましが、続いては二番船”矢田”です。



こちらの衣装は水色基調に柄が入っており、腰には緑とピンクの縄をしております。
目元の朱色の化粧が他より目立っていますかね。



ですが、顔の化粧の派手さとは逆に踊りの振り付けは少し小ぶり。
緩急つけた細やかな踊りとなっております。



先に見た大井とのギャップで余計にそう感じるかもしれません。



女形の衣装もこれまでと比べるとカラフルではありますがどこか質素?
落ち着いた雰囲気な気はします。



こうやって見比べてみると、各区に特徴があって面白いですね。




船に乗っている皆さんのハッピもそれぞれ違っていますしね。

いの一番!! 一番船 馬潟地区


ラストは一番船”馬潟”。
こちらの演者はなんといっても若い!!



各船の中で一番若いんじゃないですかね?
ピンクの服装が特徴で、若さゆえなのか一番熱い踊りをしていた気がします。




とここでチョット問題が・・・。
この場では馬潟の踊りをほとんど撮影していなかった!!

いやビデオはあるんですけどね・・・。
というわけで、馬潟の踊りは次の場所で紹介していきましょう!!



二周があっという間に終わったら、橋のこちら側はお開きムード。
続いてあちら側から大歓声があがっております・・・。

まぁ、笑っちゃうくらい人が多いですよ。
てなわけで、今回はこちらを撤収し、次の演舞の場所に車で向かうことにします。

馬潟の櫂伝馬踊りはその時紹介しますのでお楽しみに!!
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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