2019/05/02

とってもボリューミーなカツが食べごたえあり!! とんかつ おくだ

京都のグルメ ~京都の学生街にあるとんかつ屋~


鞍馬山を一人登ったあと、叡山電鉄に揺られながら何を食べようかと、一人スマホの画面とにらめっこをしつつ、私が降り立ったのは寂れた駅のホームだった。
元田中駅。
一体何が”元”なんだろう?
元が田中なら今は何になっているのか?

そんなどうでもいいことを思いながら、腹をすかせた男が一人。
住宅街の中を歩いていく。


目指すはとんかつ屋”おくだ”。
食べログなどで調べてみると、大変コスパがよく味も良いと書いてあった。
しかし、人気のためいつも行列なんだとか。



普段なら行列は御免こうむりたいのだが、現在の時刻は11時前。
開店時間である11時30分には余裕で店の前まで行けそうだ。

そうなれば開店と同時に店に飛び込み、即注文が出来るという算段だ。



そして店がある大通りまで出てくると、何やら次々に学生らしき若者が中へ消えていくお店が一つ。

コーヒーレストラン ケニア。
なるほど、グローバルな街 京都らしい。

私が目的とする店はこの学生御用達のカフェのお隣りにある。



こちらだ。
時刻は午前11時過ぎ。
見事に誰も居ない。



とりあえず、店の前のメニューを眺める。
ロースかつ定食 950円。
なるほど、学生が食べるにしては少々値が張るイメージだが、ここは学生は学生でも京都大学の学生が集う街だ。

京大生からしたらこの程度のロースかつ定食など朝飯前なのだろう。
彼らはきっと胃が強いのである。



そしてカツ丼もある。
上がとんかつが2枚、そして並がとんかつが1枚。

上でも930円なのはありがたい。
食べログなどでは上がオススメ!みたいに書いてあるが、量が量だ。
慎重に考えなくてはいけない。

しかし、私はつい先程まで鞍馬山を登ってきたところである。
その労力を考えると、カツ丼 上(かつ2枚)程度食べ切れないでどうする。

ここは上で攻めてみよう。



しかし、開店までしばし時間が有る。
店の前で時間を潰してもいいのだが、見渡しても誰も居ない。

少しくらい離れても大丈夫だろうと近くの神社に足を運んで見る。
その名も”田中神社”である。



田中神社だから祭神は田中さんだと思ったが、主祭神としては大国主命を祀っているらしい。
なんでも全国の「田中」姓の祖であるらしく、全国の田中さんはぜひとも訪れてもらいたい。



きれいな孔雀がお出迎えしてくれるだろう。

そんなことをしているうちに時刻は11時半に迫ってきた。
慌てて店に戻ったが、まだ誰も居ない。

よしよしと入り口に向かって左手、メニューがある方に下がり、店が開くのを待っていたのだが。
後から来たいかにも寝起きの京大生という出で立ちをした男が私と対面側に並んだのだ。

するとどうだろう。
あとから来る人は皆彼の後に続いて並んでいるではないか。

これでは私が一人割り込みをしているようで、何とも心苦しい。
恐らく私の直後に来た彼は私が最初にいてたことを知っているだろうが、やはりよそ者と京大生。
後に並ぶなら京大生が選ばれるわけである。



店が開き、私が最初にいましたよという素知らぬ顔で店に飛び込み、一番奥のカウンターに着く。
すると、京大生の男は私のすぐ横に座る。

なぜ真横に!?
焦る私に対し何とも慣れた様子の京大生の男。

注文を聞かれると迷いなく「カツ丼 上で!」とハキハキとした口調で注文を告げる。
すると続いて京大生の男が「カツ丼 並で」と慣れた口調で一言。

え?ここは上がオススメと書いてあったが・・・。
いかにも常連ですよという顔をする京大生が”上”ではなく”並”を注文した。

私の心の中で一抹の不安が芽生える。
まさか、そこまで量が多いのか?

しかし、頼んでしまったものは仕方がない。
水を飲みながらその時間が来るのをじっと待つ。

すると、そこに京大生の男の友人らしき人物が現れた。
これもまた見るからに京大生っぽい雰囲気である。

彼は「よう!久しぶり!」と一言隣の男に声を掛けると「カツ丼 並 大盛りで!」とサラリと注文した。

カツ丼 並 ”大盛り”!!
そんな注文の仕方があるのか!?

私は失念していた。
最初のロースかつ定食が書いてあったメニューには、確かに”ご飯大盛り無料”という記載があった。
そしてそれはどうやらカツ丼メニューにも効果は及ぶらしい。

これでカツは少ないが少し安い金額で腹を満たせるというわけだ。
なるほど、これぞ京大生の叡智である。

そしてそんなこととは裏腹にカウンターの中では着々とカツ丼が作られていく。
そして、二つの容器が用意されご飯が盛られる。

一つは隣の男が注文したカツ丼 並の器だろう。
して、もう一つのバカでかい容器は一体誰が注文したものだろうか?



そしてカツ丼の登場である。
写真では「え?小さくないか?」と思う方もいるかも知れないが、奥の味噌汁の容器や上に乗っかった漬物と比べてみて欲しい。
この容器、かなりデカイ。



フタを開けるととんかつが2枚重なり合っている。
ご飯はもはやどこにも見えない。

ふむ、これは気合を入れ直さねばなるまい。



とんかつも薄く平べったいみみっちいカツではない。
しっかり厚みがあり、噛めばジューシーな肉汁があふれるとても美味しいとんかつだ。



この手の丼は器はデカくてもご飯を薄く敷いて見せかけの丼にしている店もある。
このお店はちゃんとご飯もしっかり敷いてあるので安心して欲しい。

もう、ただひたすら食べるしか無いのである。

途中、気分転換に七味唐辛子や山椒をふりかけ、気持ちを切り替えながらなんとか食べきることができた。
よし、これが全部食えたということは私もまだまだ大丈夫・・・だろう。

意外と胸焼けなどはしなかった。
開店直後で油が汚れてないのもあるだろうが、そもそも肉も脂身タップリの安い肉を使っていないのだろう。

そんなことでエネルギー充電完了。
これでまたもうひと頑張りできるだろう。

隣で中々面白い京大トークを繰り広げる二人の会話も良いスパイスになった。
この店はなかなかいい。

今度来るときはロースかつ定食など頼んでみようかな。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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