昨日はれて新プリンタ「brother MFC-J980DN-B」がきたわけだが、どうせなら今まで使っていたプリンタ「Canon PIXUS MG6130」とどの程度違うのか比べてみようと思う。
「Canon PIXUS MG6130」はキヤノンの複合機の中でも中級機という位置づけだ。
主な仕様は以下のとおり。
・グレーインク搭載、6色インクシステム/最小1pl、9,600dpi
・4,800dpi CISスキャナ搭載
・L判フチなしプリント約17秒、A4カラーコピー約15秒
・3.0型液晶ディスプレイ(MP990は3.8型)
・自動両面プリント&コピー対応
・無線(IEEE 802.11b/g/n)/有線LAN(10/100Base-TX)、Bluetooth(オプション)
・470×368×173mm(幅×奥行き×高さ)/約9.2kg
2010年に発売されたこの機種は、デザインはこれまでのPIXUSシリーズと同じく凹凸の少ないシンプルなデザインだ。
ピアノブラックが基調となり、ただプラスチックをシルバーに塗った前年度モデルと比べるとどこか高級感が増したように思える。
この代からキヤノンはタッチパネルを搭載させ、主に上位機種はハードキーを除外した。
一見すると先進的で近未来的で、クールな操作法に見えるかもしれないがこれの前にあったキヤノンのプリンタがボタン不良で買い替えを余儀なくされたことをみると、このタッチパネル操作もどれほど耐久性があるかは疑問である。
しかし、購入して早4年目に突入しているうちのMG6130は特に不調なく動いてくれている。
インクは6色。
多ければいいってもんじゃねーぞと言いたいくらい多いが、その描写は流石といったところ。
なぜ黒系がグレーも入れて3色分あるかというと、インクのタイプが違うのだ。
写真用紙には染料インクで色鮮やかな発色を、普通紙には顔料インクでシャープでにじみのないテキストを印刷できるようになっている。
具体的に染料と顔料で何が違うのかというと、エプソンのHPにわかりやすく図付きで解説されていた。
といわけだ。
そしてそれぞれの特徴として
『染料』
・発色がクリアーで鮮やか
・光沢感を得やすい
・インクが乾燥するまで時間がかかる
『顔料』
・高精密な色再現が可能
・使える用紙の幅が広い
・速乾性がある
といったことが言える。
エプソン、キヤノン、ブラザーなどでは廉価版は顔料、中級から上級機は染料、染料+顔料のハイブリッド、プロ仕様は顔料と言った感じで使い分けがされている。
特にキヤノンとブラザーは染料+顔料のいいとこ取りをしてる機種が特徴的ですね。
また、「MG6130」は上位機種に「MG8130」がありますが、違いといえばフィルムスキャンができるかできないか程度らしい。
人によってはMG6130で十分といった感じなのだろう。
ちなみにうちもこれで十分だった。
現在はMG6000番台は2世代先のMG6530が発売されている。
タッチパネルがなくなり、すべてハードキーとなっていますが上位機種のMG7530はタッチパネル操作なので単純に上位機種との差別化なんでしょうな。
しかし、その差がタッチパネル操作であることくらいしか見れません・・・。
エプソンやブラザーの上位機種よろしく連続PDF読み取り機能とか搭載すればいいのに。
最後にそんな4年前のモデル「Canon PIXUS MG6130」と最新式モデル「brother MFC-J980DN-B」を見比べてみよう。
Canon PIXUS MG6130
brother MFC-J980DN-B
こんな感じ。
やはり、単純な描写性能はMG6130の方に軍配が上がりますね。
MFC-J980DN-Bも必要十分ではあるのですが、6色独立ハイブリッドインク+9600x2400 dpiの解像度には負けるでしょう。
しかし、自動原稿送り装置がMFC-J980DN-Bにはついている。
これはCanon機種にはない大きなメリットなのでそれを生かしていけたらいいですねぇ。
とまぁ、そんな感じで「Canon PIXUS MG6130」の考察終わり。
後はインクを使いきってから次に使う所が決まるまで閉まっておきます。
個人的には私が貰い受けて使うのが理想的なんですが、それにはまず次の住むとこを決めないと行けないわけで。
ふ~む、どうなることやら。
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