☆ RX100 ☆
今回は新しく買ったコンデジRX100を紹介していきます!!
この前デジ一のサブとしてミラーレス一眼の「NEX-6」を買いましたが、今度はいつも持ち歩けるようのコンデジということで新しく「RX100」を購入しました。
もちろん、前に使ってたGRD3は売っての買い替えです。
前のGRD3も使い勝手・画質共に良好でしたがやはり2008年発売ということで、今から5年前のコンデジは今ではいささか力不足と言った感じでした。
そこで今回は最新機(まぁ今では「RX100 Ⅱ」が販売されたらしいですが…)をこれまで持ってた機材を売った金で買い換えました。
まずは、スペックから
【RX100】
《基本仕様》
画素数:2,020万画素(有効画素)
撮像素子:1インチ CMOS
高感度:ISO125~6400
F値:F1.8~F4.9
焦点距離:30mm~108mm
最短撮影距離:5cm(標準)
連写撮影:10コマ/秒
シャッタースピード:1/2000~1秒
液晶モニター:3インチ 122.9万ドット
撮影枚数:330枚
《その他の仕様》
手ぶれ補正:光学式
備考:顔検出/スイングパノラマ/スマイルシャッター
《動画撮影》
動画記録画素数:1920x1080(フルHD)
フレームレート:60fps
ファイル形式:AVCHD/MP4
《動画撮影》
幅x高さx奥行き:101.6x58.1x35.9 mm
重量:213g
前回持ってたGRD3との違いは主に
・ボディサイズ
・素子サイズ
・手ぶれ補正あり
・ズームあり
といったところでしょうか。
もちろん、RX100の方がコンパクトで素子も大きく、手ぶれ補正あり、ズームありでいいことづくしですね。
レンズもGRD3はRICOH製単焦点のGRレンズ搭載ですが、このRX100もドイツの名門カールツァイスのVario-Sonnar T*搭載です。
まさにRX100は超が付くほどのハイスペックコンデジといえるでしょう。
まぁ、RICOHのGRDシリーズは今までの1/1.7型素子からデジ一サイズのAPS-C素子を搭載し、ボディサイズはほぼ変わらない大きさの超弩級コンデジとして生まれ変わってますが…。
値段も超弩級(8万円くらい)で普通にデジ一のボディが買えちゃうくらいですので今回は買う候補にすらあがりませんでしたが、また安くなったらそちらも買ってみたいですね。
+各部紹介+
長々と話しましたがRX100のボディについて見ていきましょう。
*前面*
まずは前面です。
ホントはフラットな前面なんですが、それではグリップ力がなく落としてしまうかもということでグリップを後付しております。
ちょっと高いものですが両面テープで接着でき、2度くらいなら貼り直しもできるそうな。
ただ、素のままのボディも嫌いじゃないです。
というかむしろこういう凹凸のないシンプルなボディは大好きです。
無駄がないって道具として一番優れたデザインだと思うんですよね。
やっぱコンパクトに詰め込む仕事はSONYのお家芸ですね。
また、今回のレンズは開放F1.8からということで大変明るいレンズを使用してます。
しかも、ズームレンズで焦点距離30-108mmをカバー。
テレ端でもF4.9というのも結構頑張ってますね。
普通のコンデジとかならF5.6とかでしょうし。
ただ、欲を言えばF4.5ないしF4くらいに抑えてくれると嬉しかったかなぁ。
まあ、開放のF値がいくら小さくても描写が甘ければ意味ないんでそのへんはバランスですけどね。
右上の赤いボタンは動画録画ボタンですが、この位置は押しづらいこともあって結構いいですね。
間違って押す心配がありません。
背面のダイヤルも適度なクリック感があって操作しやすい感じですね。
液晶はNEX-6と同じ3インチ液晶ですが、向こうはRX100より横長な感じです。
昔は46万ドット程度でしたが、最近は100万ドットを超える液晶が当たり前になってきましたね。
このRX100の液晶も129万ドットということで細部まで見やすく、コントラストや明度もあって外でも見やすい液晶です。
Fnボタンには各種ショートカットを設定できます。
ダイヤルの上下左右にも各機能が割り当てられてますが、そこで足りない機能をFnボタンで補う感じですね。
私は
・AFモード切り替え
・ISO設定
・ホワイトバランス
・DRO設定
・ピクチャーエフェクト設定
・画質設定
を当てています。
全部で6つまで登録可能です。
*軍艦部*
電源ボタンは押しやすいですね。
これは結構重要でコンパクトなボディでは電源ボタンも比較的小さいものになりますが、そのとき押しにくい機種がたまにあります。
撮影し始めの電源オンから使いにくかったらちょっと出鼻をくじかれるというか、ちょっと残念ですからね。
モードダイヤルは結構固めでちょっと指が触れたりした程度では変わらないんでそこも安心ですね。
左側にはポップアップ式のフラッシュがあります。
フラッシュのポップアップボタンはなく、設定でフラッシュ使用をONにしてシャッターボタンを半押しするとポップアップします。
これはちょっと使いにくいですかね。
いちいち設定を開かないといけないので。
他の上位機種はポップアップ用のボタンとかあったりしますが、誤作動を防ぐのにはこちらのほうがいいのかもしれませんが。
速写性は薄れますね。
*カメラ・レンズ*
最後にRX100についてるレンズの紹介です。
普通コンデジのレンズなんてそう意識することのない部分かもしれませんが、このRX100についてるレンズはブランド物なので他のデジカメとちょっと違うかもしれません。
それも普通のメーカーなら自社ブランドを使ったりするでしょうが、(RICOHのGRレンズとか富士フィルムならフジノン、オリンパスならZUIKO、ニコンならNIKKORなどなど)ソニーは自社レンズブランドというのもがありません。
もともとソニーのデジタルカメラ部門というものはコニカミノルタのカメラ部門を買収したことから始まってますし、そう歴史のあるものでもないですからね。
そこでソニーはレンズラインナップにドイツの光学メーカーの老舗Carl Zeiss製のレンズをラインナップしてるわけです。
Carl Zeissといえば、古くは19世紀から顕微鏡などの光学機器を作ってるドイツの名門ブランド。
あのライカを作ったオスカー・バルナックもライツ社にはいる前はこのCarl Zeiss社にいました。
まぁ、そんなわけで光学機器メーカーとして昔から第一線で活躍してきたCarl Zeissには多くの名レンズがあります。
このRX100についているのは「Vario-Sonnar T*」。
Carl Zeiss製のズームレンズに冠されているレンズですね。
焦点距離は30-108mmなのでやや広角から中望遠をカバーしています。
贅沢言えば広角側は24mmないし28mmくらいのほうが使いやすいとは思いますが、開放F1.8なので仕方ないですね。
カメラを起動したら結構銅鏡が伸びます。
最短撮影距離は5cmということであまり近づくことはできません。
まぁ、RICOHのテレ端マクロに慣れてたらどんなコンデジもあまり近づけなくて歯がゆくなりますけどね。
最後に持ってる他のコンデジと比べてみましょうか。
最初に手にしてずっと使ってるRICOH R8と比べて見ます。
横幅や厚さはほぼかわりなしって感じですね。
R8のセンサーが一般的なコンデジのセンサーサイズ1/2.3型なので1インチセンサーを搭載したRX100がいかに小さいかがよく分かります。
ちなみにニコンから新しく出てるミラーレス一眼がRX100と同じ1インチセンサーを搭載してますね。
銅鏡を出した状態はこちら。
う~む。
右がR8で左がRX100なのですがやはりRX100はでかい!!
センサーを大きくしたらそれに比例してレンズも大きくしないといけませんからね。
F値の小さな明るいレンズを搭載するとなるとなおさらです。
ですので、銅鏡を出したスタイルはあまりかっこいいとは言えません。
レンズも中央よりでバランスとしてはやや左寄りのR8の方がいいと思いますし。
ですが、これくらいのボディサイズにこの機能を納めてみせたのは見事としかいいようがないですね。
ただ、2020万画素という高画素はいき過ぎな気がしないこともありません。
せめて1800万画素くらいに、もっというなら1400万画素程度に抑えていても良かったとは思いますが、最近のカメラはどれもこれも高画素ですからね。
ソニーはNEXシリーズにはフルサイズを投入するという噂もありますし、今後はAPS-Cを搭載したコンデジとかも出てくるかもしれませんね。
これからもカメラ市場には目が離せなくなっていきそうです。
1/125秒(f/8.0) ISO80
1/500秒(f/4.0) ISO80
1/100秒(f/8.0) ISO80
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