その一つにレンズが間違って届いた会ったと思うが、その間違えられたレンズがこの「Carl Zeiss Sonnar C 150mm F4 T*」である。
今回はそのレンズについて紹介していこう。
Carl Zeiss Sonnar C 150mm F4 T*

ハッセルブラッドの標準レンズPlanar 80mmと広角レンズDistagon 50mmを持っていたので、使用頻度はそこまでないと思ったが、望遠レンズのSonnarを手に入れようとヤフオクなどでチェックをしていてたまたま見かけた1本。
値段は相場より安くもなく高くもなくといったところだろうか。
他に入札者もおらず、落札自体はスムーズに終わった。
その後取引連絡を無事終え、あとは商品の届くのを待つだけとなったのだが。
最初に届いたレンズと私が落札したレンズが全く違ったものだった。
全く違うと言えば嘘にはなるが、私が落札したのはハッセルブラッドのゾナー 150mmのレンズ。
その中でもボディの色が「黒」で「T*コーティング」のものを注文した。
しかし、届いたものは同じハッセルブラッドのゾナー 150mmのレンズだったが、色が「シルバー」で「コーティング無し」のものだった。
喜び勇んで届いたダンボールを急いで開け、外装のプチプチくんを取り除いた私の目に映ったレンズがそんなものだったんで、一瞬ナニが起こったか理解できない。
アレ?もしかして落札するものを間違えた?
もしくは配送ミスか?
そんなことを思ってみても目の前の結果は変わらない。
急いで取引先に連絡したら、案の定配送ミスだったらしい。
迅速な対応をしてくれたので次の日にはキチンとした商品が届いた。
ヤフオクを利用するときは、こういう間違いはそう少なくない。
素人や悪徳業者が多く出品しているからだ。
だが、そのようなリスクを考えても安くレンズやカメラが買えるので私はしばしば利用しており、まだ重大な事故は起こっていないので運のいい方なのかもしれない。

というわけでレンズを見ていこう。
Carl Zeiss Sonnar C 150mm F4 T*
ハッセルブラッド用レンズの標準的な望遠レンズである。
中判カメラであるハッセルブラッドでは、使用するレンズを35mm換算するにはそのレンズの焦点距離に0.55を掛ければいい。
つまり、この150mmのレンズは150×0.55=82.5mmとなる。
約82mmの中望遠レンズだ。
最短撮影距離は1.4m。
80mm程度の中望遠レンズで1m以上の撮影距離は少し使いにくいのかもしれない。

レンズ本体には使用に伴うスレや傷があるが、そう目立つものは少ない。
特に今回撮影するときのようにライトを当てて確認しなければ、気付かないようなものばかりだ。
ピントリングもスルスル動きとても使いやすい。
m表記なのも地味にありがたい。
他に持ってるプラナーとディスタゴンはどちらもfeet表記である。
レンズにはくもりや傷などはなく、中のチリも少ない。
状態としては使用レベルだろうが、店によっては良品レベルだろう。

いつみてもハッセルブラッドのマウントはでかい。
普段使用しているニコンのFマウントが小さめなのでなおさらでかくみえる。
今回はレンズのフロントキャップとリアキャップが付属してきた。
古いレンズはレンズ用品を揃えるだけでも色々面倒なので付属品が多い商品はそれだけでありがたいものだ。
個人的に欲を言えば、レンズフードも付いているものが欲しかったがそれはまた別に手に入れることにする。

ハッセルブラッドの黒いレンズは赤い文字が映える。
シルバーレンズも中々いいが個人的には黒いレンズの方が好みである。
ディスタゴンに続くT*コーティングのレンズ。
実際、逆光下などでどの程度差が出るかは分からないがこれがあるなしではやはり違う。
セルフタイマーなどの動作も特に問題がない。

ということで、無事ハッセルブラッドの基本レンズ3本が揃ったわけだ。
広角レンズ:Distagon C 50mm F4 T* (35mm換算約28mm)
標準レンズ:Planar C 80mm F2.8 (35mm換算約44mm)
望遠レンズ:Sonnar C 150mm F4 T* (35mm換算約82mm)
当分はこれらのレンズでやりくりしていこうと思う。
S-Planar 120mmやMakro-Planar 120mmなども気にはなるがそれは別に急いで買う必要もない。
中判のフィルム自体使う頻度は少ないのだから、なんとかもう少し利用できないか。
いろいろ考えてみようと思う。