2014/04/20

代車を借りて

実家の車が車検を迎えました。
新車で買ったので3年目になるわけですが結構走ってますねぇ。
今度の車検のときはどうするんだろ?

とまぁそんな感じでディーラーに車を預けてきて代車を受け取って来ました。
代車はこちら。


デミオです。
ちょうど3代目の後期型かな?
1300ccの一番安いモデルですね。


デミオは1代目が大ヒットしましたが、2代目になると周りもコンパクトカーに力を入れだし抜きん出ることはできませんでした。
そして3代目はガラッとコンセプトを変え、利便性より走る楽しみに力を入れたパッケージですね。


スタイルは他のコンパクトカーよりシャープな感じで、それゆえに居住性は悪く後部座席は狭いです。
トランクはそこそこでかいですがね。


で、こいつが家にきたんでこりゃ幸いってことでさっそくその辺を走って来ました。


そして今回はその感想を書いていこうと思います。


まず率直な感想ですが、楽しい車ですね。
マツダ車らしいしっかりとした走りが体感出来ます。


と入ってもしっかりとした走りってどんなんよ?と思う人もいるでしょうが、それは他のと乗り比べてみてくださいとしか言えませんね。
一番体感しやすいのはちょっと角度が急なカーブを曲がるとき。
デミオならある程度の速度でもスッとハンドルを切って曲がれますが、他のだと怖くてブレーキを踏んでしまう。
そんな感じでしょうか。


マツダ車は「進む、止まる、曲がる」車にとっては基本かもしれませんがそこを常に意識してクルマ作りをしています。
もちろん、このデミオをその理念によって形作られた車の1台であることは間違いないのですが、なんというか安い車なのでそこまでキッチリしてるかというとそうでもないんですよね。


個人的にはステアリングはもうちょっと重めの方が好きですし、アクセルとブレーキのフィーリングもイマイチだと思います。
これは値段が安いので仕方ないといえるかもしれませんが、ただ曲がるという部分に関しては他のコンパクトカーと一線を引いていると思います。


友人がデミオに乗っていたのですが、これで高原などに走りに行くとワインディングが楽しくて仕方ありません。
スイスイ曲がってくれるんで、気持ちいいんですよね。


また、デミオは座席高が低めなのもポイントです。
シートを一番低く下げたら結構下がるんですよ。
ですので、ドライビングポジションが他のコンパクトカーに比べ低い位置で運転できるというわけです。


これもスポーティーな走行をする際には重要な問題で。
座席が高い方が視界がよく、運転はしやすいんでしょうが重心も高くなり、その分遠心力などがかかるようになるんですよね。


だから多少スピードを出してカーブを曲がると座席が高いと遠心力によって横に飛ばされます。
それが連続で続くと・・・まぁ酔いますね。


またデミオは路面の凹凸を比較的拾いやすい足回りなのですが、逆にそれは走行時の安定性がよく、素直な足回りなため自分の意識と感じる感覚がより一体感をもって現れるわけです。


ですが、下手に路面の衝撃を吸収するように柔らかな足回りにすると自分の意図しない揺れや振動が起こってしまうんですね。
カーブを曲がるときも予想以上に遠心力を感じてしまうことなどあります。


そうなると人は酔ってしまうんです。
意識と体が感じる感覚のズレが酔いを促進させるんです。


ちなみに運転してる人は酔いません。
なぜなら自分で操舵してるため、どのタイミングで揺れ、どのタイミングで横に荷重がかかるかわかるからです。
しかし、同乗者はどうでしょうか?


もし同乗者がいつも酔ってしまうという方は車と運転方法を見なおしてみるといいかもしれません。


とダラダラ書きましたが、デミオは助手席に乗っていても気持ちよく走りを体感出来ます。
後部座席に乗ると狭くてダメでしょうが・・・。


てな感じでデミオのレビューでした。


総合的に見ますと、もうデミオのこのタイプはモデル末期で新型が今年の秋に控えてますね。
おそらく質感をグッと上げてきたモデルですので、今のモデルの内装のしょぼさやステアリングやアクセルブレーキのフィーリングに不満がある方は待ってみてもいいかもしれませんね。


これまで出たアテンザ、アクセラは本当にいい車でしたし。


また、今年の楽しみが一つ増えた気がします。


というわけでうちにきた代車の話でした。



ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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