2014/04/25

今更ですが…


ホント今更なんですが聴きました。
BUMP OF CHICKENの新アルバム”RAY”。


BUMP好きなんですがあまり情報とかは入れてないわけで。
前の「COSMONAUT」から3年ぶりのアルバムとなります。


「COSMONAUT」はBUMPのアルバムの中でも個人的に好きなアルバムですね。
てか新しいアルバムが出てくる度、それがドンピシャで私の感性にガツン!とヒットするわけですよ。

私が意識してアルバムを集め出したのは「ユグドラシル」あたりからなのですが、その前の「Flame Vein」、「THE LIVING DEAD」、「jupiter」より新鮮に感じたんですよね。
『オンリーロンリーグローリー』や『sailing day』、『ロストマン』などお気に入りのシングルも入ってましたし、『ギルド』や『車輪の唄』も大好きな曲です。


しかし、その後に『orbital period』、『COSMONAUT』と出てくるとそれが一番になっていったわけで。
BUMPも進化するなら私の好みも変化していってるんだなと改めて感じたり。


ずっと変化しないアーティストが入ればどんどん変化してくアーティストもいる。
BUMPはBUMPらしさは失わず、絶えず進化しているバンドだと思います。

逆に変わらないアーティストの曲は昔好きだったけど今は・・・っていうのがあったり、昔と違った曲を作るアーティストは昔のほうが良かったなぁと思ったり。
ただ、BUMPだけは今でも変わらず、そして最新の曲がベストと感じるんですよねぇ。


まぁBUMP好きの雑談はこのへんにして、実際に通算7枚目のアルバム『RAY』を聴いていきますか。
実際、そういう経緯があるわけでこのアルバムにもかなり期待はしているわけで。


ちなみに私がこのアルバムの存在を知ったキッカケはこのアルバムのタイトルでもある曲『ray』の初音ミクコラボの記事を見たからです。



実際この事件(?)は結構ネットを賑わしたらしく、「こんなBUMP嫌だ!」、「ファン辞めるわ」とか言った声もそう少なくない。
たしかに私も最初は「何でミク???」って感じでしたけど・・・。


けどよくよく考えてみると「あ、そういやBUMPってヲタクじゃん」ってことで自分の中では決着がつきました。
BUMPは結構ヲタクらしいです。
てかガチオタらしいです
本人たちと実際会って話したわけではないですけど・・・。


しかし、実際ボーカルの藤原さんはエヴァのヒロインである綾波に本気で恋をしてどうやったら結婚できるのか悩んでたらしいですし、好きすぎて唄を作ってそれをシングルに出しちゃいますし(『アルエ』という曲は綾波レイの頭文字→R・Aでアルエらしいです)、そんな人達がミクとコラボしたところで返って納得というもんですよ。


というわけで、最新アルバム「RAY」の存在を知った私は急いでレンタルショップで借りてきたというわけです。


そしてPCに入れて再生。


まずは最初の曲『WILL』。
オープニングに相応しい力強いメロディーです。
まさにこのアルバムがどんなものかひと目で分からせてくれるような、今のBUMPがどんな曲作りをしてるのか紹介してくれてるような。
そんな1曲。


なんかこれだけでワクワクしてきます。


そしてその次の曲ですが・・・。


これでアウトです。
ええ、ノックアウト。


文字通りやられました。


『虹を待つ人』


開始すぐのイントロから一気にグイッと引きこまれ、透き通ったボーカルの声とキーボードの旋律が物語を綴っていきます。
そしてドラムがビートを刻みだしサビに向けて加速していき、サビ部分のコーラスの盛り上がりが半端ない!!


最高ですね。
歌詞もメロディーも。
なんというかグイグイ頭の中に入ってきます。


~そのドアに鍵は無い
 開けようとしないから 知らなかっただけ
 初めからずっと自由~


こういうフレーズが出てくるのはさすがですよね。
いや難しい表現は一切ない。
でも心に響くんですよ。


ちなみにこの曲は劇場版「ガッチャマン」の主題歌らしいですね。
その映画は知りませんが、出演者とかのコメントが


主演:松坂桃李コメント
 「最初に主題歌がBUMP OF CHICKENに決まりました、と聞いたとき、何かのドッキリかと思うぐらい、うれしかったです。もともと自分も好きだったというのもありますけど、映画のプロデューサーさんも撮影中から“BUMPがいいと思うんだよね”と何度もおっしゃっていました。そういうこだわりや想いが実った気がしたし、皆の想いが同じベクトルに向かっているようで、そこもうれしかったです。
 実際に出来上がった楽曲を聴かせていただいて、エンドロールが流れてくるのが見えました。そのぐらい映画の世界観にぴったりハマっていて、『ガッチャマン』の余韻にきっと浸れる曲だと思いました。メロディーも印象的で、一度聴いただけでも頭に残る感じでした。映画とともに曲もたくさんの方の心にとどまることができるといいなと思っています」


監督:佐藤東弥コメント
 「BUMP OF CHICKENの音楽は、絶望と希望が混在しています。彼らの楽曲を聴くと、この世界に対して喪失感を感じる一方で、未来が浮かび上がるのです。映画『ガッチャマン』の中で描きたかった青春の物語は、BUMP OF CHICKENの曲の世界観と色濃く重ります。主題歌は彼ら以外に考えられませんでした。エンドロールで流れる新曲を、楽しみにしていてください。」


というわけでいい曲なのはたしかでしょう。
まぁ、ネットで見る限り映画の出来は・・・ですが。


しかし、監督も言ってますが確かにBUMPの音楽は絶望と希望が混在してますね。
というより、現実と理想、成功と失敗とかそういう裏と表が混在していると思います。


ロストマンでもあった、「自分でその道が正しいか分からない、だけどその道を正しい道だと信じて進む、信じて進みたい」そんな生き方が現れてると思います。
誰しも不安に思ってることを、見つめても無視してもそれでも人は生きて行かないといけない。
そういう強さが、覚悟が、意識が必要なんだと。
そういうメッセージが込められている気がしてなりません。



そういう意味では今回の『firefly』は私の心にしみました。



~色々と難しくて 続ける事以外で
 生きている事 確かめられない
 報われないままでも 感じなくなっても
 決して消えない 光を知っている

 一人だけの痛みに耐えて 壊れてもちゃんと立って
 諦めた事 黄金の覚悟
 今もどこかを飛ぶ あの憧れと
 同じ色に 傷は輝く~


私の中にもあったでしょうか。
決して消えない光が。


そしてその憧れと同じ色に輝けるだろうか。
う~む、頑張らんとですね。


てな感じで色々聴きましたが、今回パッと耳に残ったのは上の2曲です。
しかし、どれもほんといい曲なんで当分は暇があったら聴いている気がします。


そしてそれと同時にまた新しいヘッドホンとか欲しいなとか思ったり(笑



しかし、音楽はいいですね。
日々の生活をほんとにキレイに彩ってくれてると思います。
好きな曲がすぐ側にあるだけで、もうちょっと頑張ろうと言う気になります。


さて私も鍵の開いてない色んなドアをどんどん開けていこうと思います。



ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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