2018/04/02

Newライカ購入! LEICA M-P サファリセット その2

ライカM-P レビュー



さて前回に続いて新たに手に入れた「ライカ M-P サファリセット」のレビューをしていきたいと思います。
そもそも、今回手に入れたライカはこれまで持っていたライカMと違うライカM-Pになるわけですが一体何が違うのか。




ライカ M-Pとは

これまでライカはデジタル商品を展開するにあたって、既存のカメラのアップグレード版をラインナップしてきました。
それらは基本”プロ仕様”と位置づけられ、外観の変更や機能の向上など既存モデルからアップグレードされています。

M8に対するM8.2、M9に対するM9-P。
そしてライカM(Typ240)に対するライカM-Pというわけです。
ただ、フィルムカメラにもライカMPという商品があるのでホントややこしいです。


外観について



さて先程、ライカMとライカM-Pは外観が違うと書きましたが、こうやって並べてみると一目瞭然。
まず目につくのがライカMにはど真ん中にデカデカと主張していた赤バッチがライカM-Pでは廃止していること。

この赤バッチについては賛否両論ありますが、個人的にはあまり好きではありません。
M型ではライカM6から採用されたこの赤バッチですが、ちょっと自己主張が激しすぎるんですよね。
ライカM-Pもプロ仕様を意識しているのか、この目立つ赤バッチを省略し、代わりにマイナスネジがついています。

いやこのネジもデカすぎるんでもっとこうどうにかならなかったの?と言いたいのですが、ブラックペイントモデルとシルバークロームモデルはボディと同色のネジなのでそこまで目立たないんですよね。

サファリモデルもどうせならオリーブグリーンに塗ってくれたら良かったのに・・・。
レバーやボタンやダイヤルがシルバーなんでアクセントにそのままシルバーにしているんでしょうがね。



他に正面で違うところといえば、ファインダーの下部にあるフレームセレクターレバーでしょう。
ブライトフレームを切り替えるために付いている、フレームセレクターレバーですが、M9まで付いていたのがライカMからは省略されてしまったんですよよ。

個人的にはデジタルになってどんどん外観が簡素化されていってるので、意味がなくてもそういった外観を構成する部品は残しておいてほしかったのですが、ちょっと残念でした。
ただ、そのフレームセレクターレバーもライカM-Pで復活。
うーん、こうなってくると差をつけるためにわざと外したんじゃ?と疑ってしまいたくなる。

ですが、新機種であるライカM10には標準装備しているところを見ると、単に復活の声が大きかっただけでしょう。
私も復活には賛成です。

あとトッププレートに昔懐かしい筆記体のライカロゴがつきました。
これは分厚くてのっぺりしていたデジタルライカの軍艦部が引き締まるのでほんとありがたい。
このトッププレートのライカロゴだけでライカM-Pを買う価値があると私は思っています。



背面は殆ど変わりません。
ただ、ダイヤルやボタンはシルバーなのに背面はブラック仕様なんですよね。
ただライカMはブラックペイントモデルでも背面のダイヤルとinfoボタンはシルバーなんですよ。
アクセントにそうしたのかもしれませんが、これは目立って駄目ですよね。

ちなみにライカM-Pモデルのブラックペイントモデルはダイヤルとinfoボタンはブラック仕様。
正直はじめからそうしたらいいのにほんとなんで?と言いたくなります。
これもライカM10は標準でダイヤルとボタンがブラックなのでそういう希望が多かったのでしょう。




あとは細かいですが、ライカM-Pの背面液晶のトップガラスにはこのようなダイヤマークが付いています。
まぁこれダイヤじゃなくサファイヤなのですが・・・。

そう、ライカM-Pの背面液晶のトップガラスはサファイアガラスなんですよ。
ちょっとお高い時計の風防なんかに使われているアレです。
モース硬度9、ダイヤモンドの次に硬いとされる人口サファイアクリスタルを使ったトッププレートは傷にも強い。
ただ、衝撃で割れることもあるので注意が必要です。

あとはライカMと比べライカM-Pはバッファが強化されより連写に強くなったということが主な差ですね。
ライカで誰が連写なんかするんだという感じですが・・・。

正直、外観とサファイアガラス、バッファが2倍になったというだけで標準モデルのライカMから10万円の価格アップ。
これを高いと感じるか安いと感じるかは個人の主観でしょうが、個人的にそのくらいの価格差だったら好きな方買ったほうがいいなという印象です。


ライカ ズミクロンM f2/35mm ASPH.



さて、次にレンズの紹介もしておきましょう。
ライカレンズの中でも圧倒的人気を誇る「 ズミクロンM f2/35mm ASPH.」です。

ライカレンズは特に35mmが常用にも持ってこいってことで人気があるのですが、このズミクロンの人気は不動ですね。
初代ズミクロン 35mmなんてある種のカルト的人気があり、今でも全然値が下がりませんからね。

私も50mmより少し広くて使いやすい35mmがほしかったのですが、ライカ純正から選ぶならどれを選んでも高くなるので本当に困っていました。
古いズマロンにするか、安いズマリットにするか、もうサード製を買うか。

今回はセットということで、この「 ズミクロンM f2/35mm ASPH.」を手に入れることができましたが、こういう機会でもないと絶対に手を出そうと思えないレンズでしたね。




現在持っているズミルックス 50mmと比べるとほんとコンパクトで可愛い。
シルバーとブラックってこうやって見るとやっぱ雰囲気違いますね。
値段と重さはシルバーの方が高くて思いです。

ですが、今回始めてシルバーモデルを触りましたが、絞りリングの感触とか値が安いはずのズミクロンの方が断然いいんですよ。
噂に寄ればシルバーとブラックではそもそも素材が違うので操作感も違うんだとか・・・。

う~む、そう言われたらズミルックスもシルバーにしたくなるじゃないか。
いかんいかん。




ズミルックスと外付けEVFを装着してみました。
これはこれでありですね。
オリーブグリーンのボディにブラックも落ち着いた感じがしていい。
やっぱいいな~、サファリモデルは。

というわけで、ひょんなことから手に入れてしまったサファリモデル。
これを使ってこの4月からガンガン撮影に行きたいと思います。

新しいレンズも試したいですしね。
さてどこに試し撮りに行こうかなぁ。
ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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