2013/09/14

戸隠神社

最近は特に書くネタがないので筆も進まないのだが、こういう時は過去に撮った写真をネタに記事でも書いてみよう。

というわけで、今回は何年か前の9月フォルダから発掘した「戸隠神社」参拝のときの写真を紹介して行きたい。




戸隠神社は長野県長野市北西部、戸隠山周辺にある神社で現在の奥社の建設は紀元前210年とも言われている古くからある神社である。


社は全部で5社あり、それぞれ宝光社、火之御子社、中社、九頭龍社、奥社と呼ばれている。


主祭神は地主神である九頭龍大神、天照大御神が天の岩戸に隠れたことによって世にはびこったとされる神話に基づく神が祀られているらしい。


それもそのはずこの戸隠山自身、その起源が神話に基づいているからだ。
天照大御神が天の岩戸に隠れ、世界は闇に包まれた。
神々はその岩戸の前で宴会を開き、アメノウズメの踊りなどで盛り上げていたところ、気になった天照大御神が岩戸を少し開け顔を覗かせる。
そこですかさず大力の神、天手力雄命が天の岩戸をこじ開けて天照大御神を外に出し、世界に再び光が指すわけだが、その時放り投げた岩戸が現在の戸隠山であるとされているのだ。


つまり戸隠山とは戸を隠している山ではなく、天照大御神を隠した戸が元になっている山という意味である。


ここは旅行のついでに寄ったようなものであまり深くは見学しなかったのだが、長野の綺麗な高原と森の奥深くにある奥社はそれはそれで幻想的であった。



駐車場はいくつかあるのだが、この時は中社の駐車場に車を止め中社を見学した後、参道を通って奥社に向った。



この時はまだデジ一は持っておらず、コンデジでの撮影となるが陽が射す明るいところはいいのだが、森に入ると思ったように写真が撮れず四苦八苦した。



私がデジ一を欲しいと思ったキッカケでもある。
コンデジは確かにコンパクトで便利なのだが、ある程度キレイな写真をつまり正確な記録を残そうとするには少々ものたりないのである。



しかし、そんなコンデジばかりを使っているときの写真の方が今よりうまいものがいくつもあるのも不思議なものだ。

無駄打ちしない分、1枚1枚しっかり考えて撮っていたからかもしれない。



そしてこちらから奥社に向かう。
中社の駐車場からアクセスできるように道が続いているのだ。




上の看板にあるように奥社の入り口までは約1.5kmあるがこういう場所を歩くのも参拝の楽しみの一つなのでもし行く機会がある方はぜひ横着せず歩いて貰いたい。



そしてこちらが奥社入り口である。
ここから更に2kmほど参道を歩いていくことになる。


ちなみにここからの写真は多分歩きながら撮ったこととコンデジの性能のため大変汚い画像になっている。



う~む、大きな杉並木が立ち並ぶ神秘的な参道なのだが今度またリベンジしたいと思っている。



人と比較してみてくれたら分かると思うが大変大きな杉の木である。
それが参道の両脇に立ち並ぶ風景はなんとも歴史を感じさせるではないか。




そして後半は坂と階段をひたすら登るわけである。



そしてその階段の途中にあるこちらの社が恐らく九頭龍社。
登るのに必死であまりよく確認していなかったのだ。



そしてこれが奥社だ。

ひたすら歩いたどんつき。
奥の奥にある文字通り奥社である。



まぁ、別に特に何の変哲もないこじんまりとした社である。




しかし、ここに来るまでの参道が、そして奥社を取り巻く戸隠山の環境がこの社を何物にも変え用のない神秘的な存在にしているわけである。


今回、時間としてはあっという間の見学だったが、私の記憶の中にはしっかりと刻みこむことが出来た。
そして再び訪れようと思わせる佇まいであった。


本当は今年の夏にでも友人と行こうか行くまいかといった話もしていたわけだが、それも叶わず。
しかし、またいつかこの神社を訪れてみたいと思っている。





ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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