昨日も土砂降り、一昨日も土砂降り、明日も土砂降りでしょうか…。
今日は仕方ないんで雨の日にしか撮れない写真でも撮ってみましょうか。
しかし、雨の降る中外にカメラを持ち出すのはアレなんで必然的に家の窓から撮れる写真になっちゃいますよね。
雨の日は安いコンデジとかはホワイトバランズが少しおかしくなったりして撮りにくいこともありますが、機種とレンズをキチッと選べばキレイな深い緑がでてくれます。
撮るとき光の当たり方やシャッタースピード、絞りなどを調整すれば雨の軌跡もキレイに写ります。
シャッタースピードを上げれば雨粒が線から点に変わっていきます。
上の写真は1/45秒で撮影していますが、まぁ結果は見ての通り。
シャッタースピードを遅くすればするほど雨の線が長くなります。
例えば雨粒の落ちる速さは粒の大きさに寄って変わりますが、普通からちょっと強めの雨ですと雨粒は1~3mm、速さは秒速6~8mになります。
つまり、シャッタースピードを1秒に設定すれば雨粒が1mの線になって写るわけですね。
シャッタースピードを1/1000秒にしますと雨粒が進む距離は7mm程度になりますのでおおよそ雨粒分の距離が動くわけですが、ここまでくるとほぼ誤差の範囲ですので雨粒が止まって見えるわけです。
しかし、この薄暗い天気の中でそこまでシャッタースピードをあげようとすると絞りをおもいっきり解放(明るく)するか、ISOの感度を上げなくてはいけませんが、絞りを解放すれば被写界深度が浅くなり、ピントの合う範囲が狭くなっちゃいます。
また、ISOを上げ過ぎると写真全体にノイズが走りザラザラした感じの写りになります。
そして最大の問題はそんな小さな雨粒を描写しきれるかという問題。
何か細かい粒が写ってるんだけどこれはなんだ?となったら意味ありませんよね。
ですから、個人的には雨の日は1/60秒より遅いシャッタースピードで切って雨の軌跡を楽しんだほうがいいと思うます。
ただ、シャッタースピードが遅いと手振れする可能性もでてくるので三脚や手ぶれ補正レンズを使用して撮影をしてみてくださいね。
と、今日は雨の日の撮り方についてでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿