2013/12/31

ママチャリ改修計画 その2

Amazonからパーツも届いたことですし、早速壊れたパーツを交換し、ついでに各所をメンテナンスしていきたいと思います。



というわけで、まずは自転車を裏返します。
タイヤ周りはこうやって反対にしたほうが整備しやすいです。
作業スタンドがあるならそれを使うのがいいでしょうが。


もし裏返して作業する機会がありましたら、ハンドル周りが傷つかないようにちゃんと下に何か引いて下さいね。



前輪を止めてるナットも結構錆びてますね。
傷ついて表面の塗装やメッキが剥がれるとあっという間に錆びます。
ホントはこういうのも交換したいですね。



ナットを外した後は各パーツのハマっている順番をちゃんと覚えておいて下さいね。
分解の基本は最後にきちんと組み立てれるかですから。
最近ですとメモ代わりに写真を撮っておけるので楽ですね。



片方のナットを外した後は反対側を外しますが、こうやって逆側をレンチで抑えてないとうまくナットを回せません。
1本しかレンチがないとちょっと分解は厳しいかもしれませんねぇ。


そして車輪が外れました。
今日はついでに車輪の中心にあるハブも分解していきたいと思います。
買った時から一切メンテナンスをしてないから中はどうなっているのやら。



ハブを分解するときも片方のナットをレンチで固定した状態でもう片方を回していきます。
そしてもう一つ注意することが。
もうちょっと見えていますが、ハブの中には何かが入っています。
それをぶちまけないように注意しながら分解してください。



そしてこれがハブの内部です。
ベアリングが全部で10個入っています。
これをなくさないよう全部取り出します。


そしてもう片方のナットはネジについたままでいいのでそのままハブから抜き取ります。


ベアリングは何かの蓋とかに入れておけば安心です。



そしてこれがハブの内部。
ええ、ドロドロです。
元はグリスが塗ってあったんでしょうがすっかり固まって汚れたい放題と言った感じ。



中心の棒や左右の蓋もドロドロ。
これじゃスムーズな走行なんて期待出来ません。


というわけで、シリコンスプレーや556で各パーツを洗浄していきます。



雨水とかには当たってないので錆は目立ちません。
ちゃんと汚れを拭き取るとここまでキレイになりました。


ハブも内部まで布を突っ込んで汚れを拭き取りました。
これで下準備は完了。


あとは組み立てていくだけです。



まずはハブにタップリとデュラグリスを塗ります。
え?こんなに塗るの?と思うかもしれませんが基本的にハブ内はグリスマシマシらしいので。


そしてベアリングをキレイに並べ


上からもグリスを塗ります。



もちろん中央の棒にもグリスを塗って、



元通り閉めて完成。
あふれたグリスは拭き取りましょう。


これで前輪のメンテナンスは終了。
試しにハブの両側を持って車輪を回してみますとママチャリとは一体どういうものなのかよく分かります。


というのも自転車で早くスムーズに走るのに重要なのはこのホイールやハブ、クランクの根本のBBと呼ばれるパーツなのです。
ここのパーツを精度のいいものに変えてやるだけで走りが見違えるといいます。


で、このママチャリはどうかというと。
すごくブレます。
ホイールの精度、ハブの精度が最悪なんでしょう。
手で持って回すとそれがよく分かる。
なるほどこれがママチャリなんだなぁといった感じです。


私が買ったTTバイクに最初からついてるホイールやハブはそう高いものではありませんが、台に固定してやりクランクを1回してやるだけで車輪は1分くらいは回り続けてくれます。(高い奴は2~3分くらいは回り続けるそうな。スゴイですねぇ。)
つまり、ペダルを踏んだ力が無駄なく車輪に伝わっているということなんですね。


これが値段の差というものです。
ちなみにママチャリも30万円くらい金をかけるならスイスイ走れるのが出来ると思いますがそれは無理な話で。
まぁ、そうやって比べて見ていくとやっぱ高い自転車は高いなりにスゴイということがよく分かって面白い。


さて次は前輪のブレーキを交換しましょう。

このサビサビになったブレーキを



新しく買ったこいつに変えます。
が、ここで問題発生!!


なんとこのブレーキ、取り付け用のネジ部が短すぎてフォークに固定できないのです!!
これは困りました。
長すぎるなら切ってやればいいのですが、短いとどうにもなりません・・・。


仕方ないので一旦作業を中断し、昼食を食べた後ホームセンターでパーツを買ってくることにします。
一度、自転車や工具を片づけます。


そして昼食までまだ時間が合ったので車を洗車しておきました。
年明け前に車もキレイにしておいてやろうってわけです。
もちろん手洗い。


やはり洗車は機械より手洗いに限ります。
そして窓の内側や外側をキレイに拭いて、このまえ塗料を塗りなおした部分をコンパウンドで磨き、全体にワックスをかけたところで12時過ぎとなりました。


昼飯を食べたらブレーキを買いに行きましょう。


というわけで買って来ました。
ついでに自転車に取り付ける鍵も買って来ました。
いちいち別の鍵を持ち歩くのはめんどいんで。
やっぱママチャリといえば自転車側についてる鍵ですよね。




というわけで前部ブレーキ交換完了。
最初ついてたのと同じようなものがあってよかったです。



続いて、変速機を変えていきます。
古いグリップも再利用するのでちぎらないようにうまくハンドルから抜き取ります。


ほんとはグリップも変えるのなら古いのはハサミとかで切っていけば簡単に取れます。
そうでない場合は細い棒などをグリップのに差し込み少し隙間を開けた後にスプレーなどで水をグリップとハンドルの間にかけてやれば、摩擦が減ってグリップがスポッと抜けます。



そして新しい変速機です。
普通のママチャリというよりスポーツタイプのものようなきがしないでもないですが、使えれば良し!




変速機をを差し込み、


グリップを元に戻して作業完了。
グリップをはめるときも水で濡らしておけばはめやすいですよ。

そして案の定、グリップがちょっと飛び出してしまったため、ブレーキと変速機を内側によせ再度固定しました。


ハンドル部が出来上がったということで前輪のブレーキワイヤーを交換し、ブレーキの調整を先にすましてから後輪部に移っていきます。




まずはこちらに鍵を取り付けましょう。
この自転車は本体にネジ穴が空いているみたいですねぇ。



今日買ってきた鍵の裏についてる金属の出っ張りを削除します。
ホントはここに金属板をかまして取り付けるのですが、この自転車にはこの部分は邪魔になるみたいです。


そして取り付けようとすると・・・。


再び問題が!



鍵についてきたネジでは自転車側のネジと合わないのです。
どうやら自転車側の方が一回り大きい感じ。
う~む、まぁこういうことはよくあります。


また、ネジを買い直してそのといに鍵は取り付けましょう。



というわけで先に変速機のワイヤーを交換しておきます。

こちらが後輪部にある変速機です。
私も初めて見ました。
最初は樹脂製のカバーで覆われておりますが、それを取るとこんな感じになっているんですね。


どうやら変速機を動かすとワイヤーが引かれ、それに連動してレバーが引かれ、棒が押される仕組みです。
棒を押し込んで行ったら変速できるみたいですねぇ。
押しこめば変速できることは分かりましたが、なぜ棒を押し込んだら変速できるのか。
それはまた今度調べてみましょう。



そして変速機のワイヤーをフレームのワイヤーガイドに通していき、ここまで引っ張ってきてワイヤーを張り替えました。
あとはアウターの長さとワイヤーの長さを調整しするだけ。


そして何度も変速機を動かしながらちゃんと変速できるか見てみます。




1段の時はこんな状態。
ほぼレバーは棒に触れない状態ですね。




そして変速機を回し2段にするとレバーがワイヤーによって引っ張られ棒を少し押しました。
これで少しペダルを漕ぐのが重くなるわけです。



そして3段。
完全に棒が押し込まれました。
ギアを変えなくても変速できるってなんだか変な感じです。


内装変速機ってスゴイ!
これのメリットは停車時、ギアが回ってなくても変速ができることですね。
普通の自転車ならギアを変えるのはチェーンの動力を使って変えますので、ペダルを漕いでないときに変速機を動かすのはご法度ですからね。


ちなみにこの棒も取り出すと真っ黒だったので556で洗っ後、デュラグリスをたっぷりつけてやりました。


ちなみに上の変速に寄る変化の写真を撮ったのはじつは翌日になってからで、今日はこの変速機の調整を終えたとこで当たりは真っ暗。


なので後輪ブレーキワイヤーの交換、及び調整などは明日にすることにします。
明日はいよいよ大晦日。


今年もあともう少しで終わりますね。



ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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