2013/12/30

お伊勢参り ~外宮編~

伊勢神宮。
日本人なら誰もが1度は訪れてみたい神社の一つではないでしょうか。
三重県伊勢市にあり、親しみを込めて「お伊勢さん」や「大神宮さん」とも呼ばれています。


神社本庁の本宗で神階が授与されたことのない神社の1つ。
明治時代から戦前までは社格の対象外とされたりと、色々特別な神社であります。

それもそのはずでここに祀られてるのがかの有名な太陽の神「天照大御神」ですね。
イザナギが黄泉の国で変わり果てたイザナミに会い、必死で逃げ帰った後に川で穢れを洗い流していた時に生まれた三貴子の一人、ちなみに天照大御神は左目から生まれました。

親の言いつけを守って高天原を治めていたのに素盞鳴尊が殴りこんでくるわ、勝手に勝負になるわ(しかも負ける)、好き勝手した挙句に部下が一人死ぬわでもう嫌になって天岩戸に引きこもった日本最古の引きこもり。
やんちゃな弟に日々頭を悩ます女神ですが実は一部では男なのでは?と噂され更に胃が痛くなる毎日を送っているそんな神様なのでした。


その天照大御神を祀っている明神神社の総本山がこの「伊勢神宮」なんですね。
前から1度は訪れてみたいと思っていましたが、今年はなんでも20年に1度の遷宮の年だったらしく、今年中にお参りすればご利益マシマシなんだとか。
なんだかちょっと不純な動機な気もしないではないですが、ピッカピカになった社殿を見るのにちょうどいいでしょうし、年末のこの時期ならもしかしたら多少は人が少ないかも?

そんな気持ちで伊勢神宮に行くことになったのでした・・・。


さて時刻は朝の7時40分。
まぁ8時前といっていいでしょう。

家から伊勢神宮までは車で3時間ほど。
今回の旅は、まず朝に家を出て、伊勢市に到着。
駐車場を探し、外宮(げぐう)をまわってからタクシーで内宮前のおかげ横丁に行き、そこで昼食を食べて内宮(ないぐう)をまわり、時間が余れば他も見るという計画です。



そして車を走らせ午前10時45分。
外宮の臨時駐車場、伊勢念法寺横の駐車場に止めることが出来ました。

ここから徒歩5分くらいあるくと外宮に着きます。


伊勢参りは歩いてなんぼ。
さて早速外宮へ行きますか!



そしてこれが外宮前。
結構人がいますねぇ。


こちらが外宮前のバス停ですね。
伊勢参りは基本外宮に行った後、内宮に行くのでここから内宮行きのバスが結構出てるそうな。
それでもかなりの人数が並んでいるように見れます。



先ほど伊勢神宮は「天照大御神」を祀っていると言いましたが、それは内宮「皇大神宮」のことで、この外宮「豊受大神宮」には衣食住の恵みを与えてださる神「豊受大御神」が祀られています。




道から入ってすぐにバスやタクシーのロータリーがあり、その奥の鳥居をくぐって正宮まで行きます。


入口近くのせんぐう館は20年ごとに行われてきた年式遷宮を伝えていくという理念で建てられ、中には工事に使われた道具、神事や装束、神宝などの一部が展示されているらしいです。




ではさっそく橋をわたって境内に入って行きましょう。
この外宮は右側通行が原則みたいですね。



鳥居をくぐってまた鳥居。
神社の境内は結構木々に覆われて暗い場所が多いですが、そんなとこでも気にせず撮影できるのはいいですねぇ。
とここで一眼レフの素晴らしさを噛み締めたり・・・。


また、戸隠神社の杉並木も撮りに行きたいなぁ。
そういえば戸隠神社のある戸隠山はここの天照大御神が隠れた岩戸なんですよね。
こういうとこで土地と土地の繋がりといいますか、歴史の息吹を感じれれば、日本や歴史がもっと好きになります。

そしてこちらが神楽殿です。
良い空ですね。
今日が晴れで本当に良かった。


明るい空と薄暗い建物。
ダイナミックレンジの大きいデジ一ならどちらも破綻せず撮れます。
最近はコンデジやスマホでもHDR(ハイダイナミックレンジ)が使用出来ますので、こういう風景を撮るときは安心できますよね。


そしてお守りなどはこちらで買えます。
こういう人混みってちょっと困ります。
別に人混みが苦手とかじゃないです。

ブログにアップするときこちらを向いている人にモザイクをいれるのが面倒くさいのです。
ちなみにこのような人混みを撮った場合、肖像権云々は発生しません。
個人を狙って撮ったわけではないですから。
ですが、やはり万人が見るかもしれないネットにアップすると考えると最低限のマナーは守らなきゃいけませんよね。


自動顔モザイク化ソフトとかないかしら?



こういう広い場所は広角が栄えます。
地面に近いとこから撮ると効果倍増です。


しかし、人混みが多い中しゃがんで上に向かって撮るのはいらぬ誤解を招く恐れがあるのでオススメしません。
普通にたって撮影しましょう。




そして広場の入口には人集りができていました。
みんな石に向かってお賽銭を投げているみたいですが、これはなんでしょう?
とりあえず拝んでおきました。



こちら正宮の横にあるのは古殿地でしょうか?
伊勢神宮の社殿は遷宮の度に建て替えるのではなく、別の土地に新しい社殿を造りそこに御神体を遷すのですね。


その後の土地を古殿地と言います。
あと20年後にはこちらにまた新しい社殿が建つのでしょうか。


さていよいよ正宮にお参りです。
向こうの古い塀が恐らく古殿地。
手前の真新しい塀が恐らく今回の遷宮で新たに建てられた社殿なのでしょう。



そしてこちらが正宮です。
すごい人の列です。


しかし、賽銭を入れるところも広く取られていて思ってるより時間はかかりません。
そして左右の出口から出ることになります。
当たり前ですが、正宮の鳥居より向こうは撮影禁止。


ちなみに今回は一度お参りをしてから写真を撮っています。
つまり、上にある写真もすべてお参りをして帰るときに撮ったものなんですよね。


奈良の「宇太水分神社」にあった撮影や見学は参拝を終えてからという注意書きを読んでからは、神社に来たらまず参拝をするようにしています。


そして実際は正宮で参拝を終えて、出口から出てから撮影タイム!!
バシバシ撮ってます。


そしてこの外宮には正宮の他に別宮もあるらしいのでそっちのほうまで足を伸ばしてみました。
しかし・・・



こちらが土宮。
大土乃御祖神を祀っています。


こちらが風宮。
風の神を祀っています。


どっちも人がかなり並んでいます。
そした多賀宮は階段を上がった先にあるのですが、階段の下まで人が並んでいて、社殿すら見えない状態・・・。


今日は時間がないので土宮と風宮をチラ見して帰ることにします。
さて、時刻は11時20分くらいでしょうか。
連れが腹が減ってもうたまらんと文句を言っております。


さて外宮の次は内宮ですが、その前におかげ横丁に行って昼食です。
移動はタクシーがいいと聞いていたのでこの後タクシー乗り場まで行くのですが、そこで待つ数多くの参拝客をこの時は想像もしていないのでした・・・。




伊勢参り ~おかげ横丁・伊勢うどん編~に続く→



ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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