2013/12/24

折りたたみ自転車は折りたたむのか

折りたたみ自転車。
それはとても機能的に見える魅惑の自転車・・・。
だが、その機能を使いこなせる人は少ない。


たまに使用するものかつ優先度が高いものは折りたたみでも空きずに使う可能性は高い。
折りたたみイスなり、折りたたみ机なり、折りたたみ傘なり。

だが日常的に使う者かつ優先度の高いものは結局折りたたまないで使うことが多いのだ。
折りたたみベッドなり折りたたみ自転車がそれに当たる。

毎日使うもので逐一折りたたんで使っていたものなんて携帯電話くらいだろう。
それも今はスマホに置き換わり折りたたまなくなったが…。


そんな折りたたまない折りたたみ自転車は結構多いと思う。
正直もったいない気がしてならない。


だが日常的に折りたたみ自転車を折りたたむ機会がどこにあるというのだろうか。
電車通勤をしており、家から駅まで、そして駅から会社までは自転車で通うので輪行しようという人?
旅行が趣味で週1くらいは車に折りたたみ自転車を積んで街々を散策してる人?
ちょっと限定的過ぎる。


まぁ、あれら小径車(タイヤが小さい自転車)は見かけが結構可愛いのでついつい使ってみたくなる気持ちは分からないでもない。
小さいボディなのに以外にスイスイ走れることを知ったらちょっと癖になるかもしれない。

ただし、それはある程度ちゃんとした自転車の場合だ。
小径車いわゆるミニベロは値段がピンきりであるが、乗り心地ももちろんピンきりだ。
1万や2万のを買って日常使うのはあまりオススメできない。

最低でも4、5万円。
金がある方は10万円前後出せば満足できるかもしれない。
私個人としても1つくらい触りたいなとか思っている。


私がこの前ネットで見つけてこれいいな!って思った折りたたみ自転車はこちら。


Pacific Cycle社のIF MOVE』という折りたたみ自転車だ。
パシフィック・サイクルは台湾のメーカーである。
元々台湾は多くのメーカーの安価フレームの製造を請け負ってきたのだが、その技術を生かし今では自社ブランドを立ち上げているところも結構ある。
大手で言えばGIANTなどだろうか。


イフモードは26インチのタイヤを持つ折りたたみ自転車であるが、まずその美しいデザインに心打たれる。
全く無駄のないデザインといえばいいのだろうか。

ワイヤー類はフレームを通りできるだけ見えないようになっている。
軽くスローピングしたフレームにディスクブレーキ搭載のエアロスポークのタイヤ。
前後両輪とも片側から支えられているがこれは折りたたんだ時にタイヤをうまく合わせるためだ。




チェーンやギアはカバーがかけられズボンなどが汚れないように考慮されている。
これなら折りたたんで持ち運ぶ際もどこかに引っ掛ける心配はいらない。




折りたたみ、組立もとても簡単で、ハンドルの両側、サドルバー、ペダルをそれぞれ引き出しパチっとはめたらクルッと折りたたまれたフレームを引き出し留め具を止めるだけ。


慣れたら10秒以内で折りたたみ、組立ができそうである。


タイヤ径がデカイ分折りたたんだ状態でも結構な大きさだが


・42cm(H)×25cm(W)×100cm(L)


に収まるらしい
部屋に置いとくのもこの大きさなら邪魔にはならないだろう。
またタイヤも26インチの汎用品なので大抵の自転車屋には在庫があるだろうからパンクなどしたときも安心である。


う~ん、こういう突き詰めたデザインというのはやはり素晴らしいと思う。
ちなみにお値段は定価で252,000円。


・・・うん、無理!
かっこよかったり美しいものは高いのだ。
これ自転車の常。


まぁ、重さも15.2kgだからちょっと重いよね。
タイヤを24インチくらいにして重さを12kg、値段を6万円くらいにしてくれたら迷わず買うのになぁ。
頑張ってください、パシフィック・サイクルさん!



ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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