2013/12/03

Vブレーキを交換しよう


MTBについてるVブレーキの効きが甘くなってきました。
というより左右のバランスが悪くすぐ片効き状態になってしまいます。


ブレーキシューもみてみるとかなり削れていました。
速度を出す走行をした場合、ブレーキがちゃんと効かないと危ないですよね。


この自転車も乗ってもう4年。
室内保管してこなかったのでねじ山とかところどころ錆びた所が目立ちます。


ということでせっかくなんでVブレーキを交換することにしました。





買ってきたのは「シマノ BR-422」です。
シマノの中でも一番安いVブレーキでしょうか。
1,200円くらいです。





まずは今あるVブレーキを外します。
最初から付いているこのTEKTROのブレーキはネットで調べるかぎりあまり評判がよろしくありません・・・。


まぁ実際比べてないと分かりませんが、シマノの低グレードより悪いとか何とか。
交換して性能がよくなることをちょっと期待してみたり。





ブレーキが付いてた部分はサビが見られます。
このまま次のを付けても錆が移ったら困るのでまずはこの錆を拭きとります。





皆さんのサビ落としの味方、KURE 556です。
なんかいろいろ使用法にのっていますが個人的には色んな物にぶっかけることはやめといた方がいいと思います。


特にこれを自転車のギアやチェーン吹きかけてるのはNGと紹介してるサイトとかもありますね。
使用法をちゃんと守れば頼りな味方ですが、間違えれば自転車をダメにしかねないものということをみなさんも知っておいてください。


まずKURE 556は錆などを落としますがグリスなども落としてしまいます。
なので可動部でグリスを塗ってある部分に塗るのは返ってダメなわけですね。
またゴムやプラスチックを劣化させるのでそのへんも注意が必要です。


そして556の特性ですが


・防錆性がある。
・水に強い
・適度な潤滑性がある

というメリットと


・粘性が低い。
・ほこり、汚れが残る。
・耐久性がない。

というデメリットがあります。


基本、556は錆落とし用の油なので円滑油としてチェーンやギアに吹きかけるのはあまり良くないんです。
粘性が低いということはすぐ流れて落ちるということですから。


なので適度に吹きかけるのならいいのですが、そうでないならチェーン専用のグリスを買ったほうがいいです。


とまあ、556談義はこのへんにしといてとりあえず今回はパーツの錆を落とすために556を使用しました。
使うときは他の場所にかからないように布を当てながら吹きかけるといいです。





そして吹いた後がこちら。
キレイになりましたね。




拭いた布はまっ茶色です。






そしていよいよ新しいブレーキをつけていきます。




まず取り出したのは「シマノプレミアムグリス」。
通称デュラグリスです。(旧製品名がデュラエースグリスだったので)


パーツの可動部やネジの固着防止などに使えばいいらしいです。





とても健康に悪そうな蛍光イエロー!
これをさっき錆を取った部分とネジに塗ってからブレーキを付けていきます。




そして装着完了!!
あとは各種ネジなどでブレーキを調整。


ブレーキワイヤーが短めになってしまいましたが、なんとかちゃんとブレーキがかけれるようになりました。


そして使った感触は・・・。


おお!これはしっかり効くなぁ。
前輪がまだ変えてないTEKTROのブレーキですがそれより全然効きます。
まぁ、前のブレーキシューも結構減ってるのも原因っぽいですが安物でここまでの性能は流石はシマノといったところ。


前輪のブレーキシューも交換したいですが、ここまで変わるのならブレーキごと交換したいですね。
また考えてみよ!



ゆう
ゆう

旅行とカメラが趣味のゆうが撮影した写真をただただ紹介するだけのブログです。頑張って更新していきます。

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