大津島から徳山港に戻り、秋吉台に向かっている途中。
徳山港を出たのがもう11時過ぎということで秋吉台に行くまでで昼食を済ませたいと思い、どこかいいとこはないかとスマホ片手に色々探したのですが。
たまたま見かけたブログで美味しそうな店を発見。
山口市にちょっと寄り道をしそこで昼食を取ることにしました。
ちょっと中心街から外れた郊外の閑静な住宅地。
その一角にひっそりと立つこの建物がお目当ての店、”円座”です。
1階が雑貨屋で2階がカフェコーナーになっているらしいです。
入り口からして何やらお洒落な空間を醸しだしてますねぇ。
いかにも建築家が建てました！って感じの建物。
その空間を上手く利用して飾り付けしてる感じです。
ランチメニューは主に二つ。
夏季限定
・円座のメンチカツ定食 1,000円
・円 -en- 1,500円
です。
ちなみに今回のお目当ては下の”円 -en- ”の方。
ブログとかではすっごく凝った創作料理でした。
1,500円とそこそこの値段ですがさてさてどうなるでしょうか。
店の中も結構いい雰囲気です。
ここで売られている食器とかが2階のカフェで使われてるわけですね。
階段を上がりカフェコーナーに。
2階はカウンター席とテーブル席がそれぞれ分けられており、今回はテーブル席を選択。
テーブル席は全部で４つ。
カウンターは奥のほうなので今回は見ることはできませんでしたが、そこまで席数はないようですね。
私達が行ったときは先客が一組いました。
夏季限定以外のメニューは結構な値がしますね。
基本はこの円座 ～enza～ 1,950円のメニューなんでしょう。
しかし、それもそのはずであとで聞いた話ですがここの料理人が某有名温泉の旅館で料理人をしていた方なんだとか。
ようはプロの板前さんなわけですね。
脱サラして趣味でカフェやってみましたとかだと思ったのですが、いやはや。
今日のメニューはこちら。
これ別に好きなのを選ぶとかじゃないですよ。
全部が今日のメニューですからね。
すごい品目。
これだけ見ても1,500円でこれならありなんじゃないかと思えてきます。
そして待つこと十数分。
やっと料理が来ました。
こ、これは！？
すごいじゃありませんか！！
どれもこれもすごくキレイに盛り付けられております。
プロの仕事って感じです。
アジのたたきも醤油のジュレが横にかかっており、一工夫と言いますか。
こだわりを見せてくれます。
玉（寿司ネタ玉子焼き）の上には蝶の形に切られた人参が。
こうやって目で楽しませてくれるところがいい仕事してますねぇ。
そして実際の味ですが・・・。
いやもう最高！！
お椀の汁物はアラ汁だったのですが、それを一口飲んだ瞬間からこれは違う！って感じれまいた。
しっかり出汁が出ていて、旨味が口に広がっていきます。
どの料理も完成度が高く、目で、舌で楽しませてくれるものばかり。
強いて言えばここまでいくのなら、サラダにも一工夫欲しかったというのは贅沢でしょうか。
サラダは普通ですので、これにも雑魚と海苔とダシをかけた和風サラダにするとか何かもう一工夫あればもはや何も言うことはありません。
他が素晴らしいのでサラダの平凡さが浮き彫りになっちゃってるんですよね。
いや、別にこれは蛇足でしかありませんが・・・。
そしてデザートのかぼちゃのプリンとコーヒーです。
入れ物もまたいいですね。
かぼちゃのプリンもとても美味しかったです。
食べ終わり、下の雑貨コーナーで店員の人と色々話しましたが、兵庫県から来たことを伝えると結構驚いてました。
しかし、ここを尋ねることができてとても良かったですよ。
今度山口県に行った時もぜひ寄ってみたいと思います。
ただ、その際も夏の限定ランチの時が安上がりでいいかもですね。
というわけで、昼食は山口市の住宅地にあるカフェ”円座”で済ませ、いよいよ秋吉台に向かいます。
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