さぁ、とうとうやって来ました秋吉台の”秋芳洞”。
総延長8,500m、日本でも最大規模の鍾乳洞です。
そのうち約1kmが観光路をもって公開されています。
実は昼食を食べた円座から空模様は怪しくなり、雨が降ってきちゃってます。
カメラを持った私からしたら雨は大敵なのですが、どうせすぐ鍾乳洞に入るだろうと傘は車に置いてきました。
鍾乳洞に入る箇所は何箇所かありますが、こちらがいわゆる表側ですかね。
あとは中間地点にエレベーターが、そして反対側から入る場所があります。
おみやげ屋を抜けた当たりで本格的に雨が降って来ました・・・。
ははは、このための上位機種!!
雨なんて関係なしで撮りまくってやれ!というわけでカメラを服でカバーしながらダッシュで鍾乳洞入口を目指します。
ちなみにここにくるまであまりに急いでいたためとあるミスをしてしまいました。
それは・・・カメラのISO設定を6400と超高感度に合わせてしまっていたのです。
上の写真とかもISO6400なんですが、あまりノイズが目立ちませんね。
ふむ、やっぱフルサイズは違うなぁ。
そしていよいよ秋芳洞の中に入っていきます。
鍾乳洞内には地下川が流れており、結構湿度も高いです。
おお!すごいですね。
近くで見たらかなりの威圧感。
中は暗く雰囲気は抜群です。
中は例年を通して18℃程度みたいですね。
夏はひんやり冬は暖かい感じらしいです。
ちなみに鍾乳洞内部はかなり暗く、普通に肉眼で見た感じはこの上の上の写真よりも更にくらい感じなのですが、カメラで撮影するとスポットライトに露出があいかなり明るめに撮れちゃいます。
マニュアル設定で撮影したほうがいいかもしれませんね。
これだけ明るく撮るとなると当然シャッタースピードはかなり遅くなり、普通に撮ってると手振れ起こりまくりですから。
ちなみに上の写真を肉眼で見た感じに近づけると・・・
このくらいの暗さになります。
ええ、ライトの照らされた岩肌は何とか見れますが、道とか真っ暗といった状態。
このあとの写真は露出をちょくちょく弄って良い感じのものを貼っていきます。
肉眼で見た風景と結構差がありますので、実際訪れた際こんなに暗いの!?というギャップを楽しんでいただけたらと思います。
このような暗闇を撮るのはやはり結構難しいです。
特にライトと暗闇の明暗の差がはっきりしてるので、きちっと露出をあわせないと大変なことになります。
また、シャッタスピードも稼げないためどうしても手振れする可能性が上がります。
対策としては
・高感度の強いカメラを持っていく
・広角で明るめのレンズを使う。
・柵や壁を使い体やカメラをできるだけ固定して撮る
・三脚を使用する
と言った感じでしょうか。
個人的には三脚はあまり好きではないので、柵があるとこでは柵の上に手を載せカメラがブレないよう固定して撮りました。
こちらが有名な秋芳洞「百枚皿」。
鍾乳洞内で上手く撮れるか心配でしたが、ここまで撮れたら上出来ですかね。
ホントは三脚とか持ってきたら更にキレイに撮れるんでしょうが、私はサクサク撮る方が好きなんで三脚とかはあまり持ち歩きません。
最近のカメラはすごいのでスマホで撮ってもそこそこ見れる写真が撮れます。
一緒に行った連れはスマホで撮ってましたし。
時代の進歩ってすごいですよね。
ちなみに私はできるだけ広角のレンズを持って行きました。
見て分かる通り、人がかなりブレてますがこれはシャッタスピードが遅いため。
手振れする目安は『1/焦点距離』秒なので焦点距離が小さければ小さいほど、ようは広角レンズであるほど手振れは目立たなくなります。
上の写真とかは12mmのレンズで撮影してますね。
1/4秒での撮影ですがあまり手振れが目立たないでしょ。
この坂の途中が中間ポイント。
ここからエレベーターで出口に出ることもできます。
今回は反対側まで行って車で拾ってもらう予定ですので、気にせずガンガン進みます。
大きな石柱ですね。
記念撮影場所でもあるみたいですが、普通に撮ると多分絶対うまく撮れない場所です。
近くにいた女子大生グループもここで記念撮影してましたが、どうやら上手くいかない様子。
この場所は柱にスポットライトが当たっておりとても明るくなってます。
この前で撮影すると石柱が明るすぎて白飛びするか顔が暗くなるかのどっちかなのです。
そして暗いのでフラッシュを炊こうものなら顔だけが明るくなり、周りが真っ暗な写真が撮れて何が何やらわからない状態に…。
こういう暗所で記念撮影する場合は決してフラッシュを炊かず、できるだけ顔に露出を合せて撮り後で明るさをいじるか、外部フラッシュを装着し天井にバウンズさせスローシャッターで撮影すると全体が明るく撮れ上手くいくと思います。
まぁ、コンデジではどちらも難しいと思いますが・・・。
この辺がスマホやコンデジの限界なんですよね。
なぜ写真はデジイチで撮るのか、そんな理由を教えてくれるスポットです。
この先は大きな洞窟でななくちょっと細い道を行く感じです。
そして最後に大きめの空間に出た後、階段を登って地上に出ます。
いや~、楽しかったですね。
入場料はそこそこしますがこの環境を維持するためにも頑張って欲しいもんです。
ちなみにこちらの出入り口付近には歴史パネル街道があり、この秋吉台が出来ていく風景をパネルを見ることで学ぶことができます。
そして地上に到着。
こちらの出入り口は鍾乳洞内の環境を崩さないために二重ドアになってました。
雨もちょうど上がったようです。
さて、あとはせっかくなんで秋吉台のカルスト台地を見ながら下関に向かいますか。
おお!すごいですねぇ。
ホント何もない。
ちなみにこのカルスト台地。
別に最初からこんな感じの平原があったわけではなく元々森林だったのですが人が木を切り倒し資源にしていきこうなったそうな。
なんかどっかの高原を思い出すエピソードですな。
雨は上がったのですが、青空が覗くようなこともなく。
いやー、こういうとこをオープンカーやバイクでドライブすると楽しいだろうなぁ。
カルスト台地を横目で見ながら長門・萩方面に行った後、夕食を食べるために下関に向かいました。
ホントはこのまま門司まで行って食べても良かったのですが、秋芳洞の待合室にて山口方面の旅行雑誌が捨てられてるのを発見!!
その中の海鮮丼特集に目が止まり、思わずここにしよう!と決めちゃったわけで。
海鮮丼は明日にでも唐戸市場で食べる予定はあったのですが、唐戸市場の海鮮丼はパックされたもので安くはあるんでしょうが雰囲気は・・・ね。
というわけで、たまたま見つけた海鮮丼を食べに下関まで車を飛ばします。
かなり混む店なので上手く入れるでしょうか?
こういう行き当たりばったりの計画も旅の醍醐味かもしれませんね。
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